全日本スナック連盟会長の浅草キッド・玉袋筋太郎氏もスナック女子に学ぶべき!と太鼓判

男の社交場なイメージが強いスナックに今、女子客が増えているという。そして、そこに集まる「スナック女子」は、サラリーマンが学ぶべき多くの能力を兼ね備えているらしい。

今、巷(ちまた)には女子でも入れる気軽なスナックが増え、居酒屋ではできない、お客さん同士の距離の近いコミュニケーションを楽しんでいる。そんなスナック女子たちと日々触れ合い、その実態をよく知る、全日本スナック連盟会長の浅草キッド・玉袋筋太郎氏は「彼女たちからはハイレベルな仕事力を学べる!」と豪語する。

しかし、一体どんなビジネススキルを学べるの?

「僕が彼女たちを最も尊敬しているポイントは、自分の失敗談を語る“自虐力”を持っていること。スナックのママは離婚経験者が8割と言っても過言ではありませんが、そんな波瀾万丈な生き方をするママのもとに集まる女性というだけあり、彼女たちも自分たちの苦い経験をさらけ出し、相手の心を開かせるのがうまい!

失敗談や自分の弱さを堂々とさらけ出せる男性は自信のある印象を与え周囲から信頼されるものです。まずは、スナックという心を開きやすい環境でぜひ練習してもらいたいものですね」

玉袋氏がさらに見事だと感心するのが、「ブラックジョーク力」だという。

「スナック女子たちは、あえてリスクのある毒舌や下ネタを駆使して相手との距離を縮める“ブラックジョーク力”を持っている。十八番を歌おうとするオヤジに対し『またその曲ですか? マタ濡れてしまいますよ』とヤジを飛ばすなど、相手の気分を害さない配慮をしたブラックジョーク術を学べば、酒の席で上司やクライアントとの距離を縮める際に役立つこと間違いなしです!」

彼女たちと仲良くなることで、こんなメリットも…

本誌ではIT企業勤務のスナック女子・あさみさん(左)も登場。スナック女子と仲良くなる方法を解説!

さらに、そんな彼女たちと仲良くなることで、こんなメリットもあるという。

「様々な男性客とフラットな関係を築いている彼女たちを介して人脈を広げることで、普段であれば接することのないような目上の人たちと友達感覚で仲良くなることも可能。役員クラスの人が今どのようなことに興味を持っているのか学ぶこともできます」

他には、どんな能力が?

「酔っぱらいたちが集まる場では、もちろんトラブルも日常茶飯事。『カラオケの順番が来ない』『あの客がうるさい』など様々なクレームが飛び交います。そんな場をうまく落ち着かせるスナック女子の“トラブル処理力” も、職場で生かせる仕事力として体得するべきですね」

では、そんな魅力的なスナック女子と仲良くなるためにはどうすればいいのか?

発売中の『週刊プレイボーイ』15号では、「スナック女子と仲良くなれば、仕事力がアップする10の理由」特集で、さらに週3でスナックに通うという、IT企業勤務のスナック女子・あさみさん他も登場。ビジネススキルから彼女たちと自然に距離を近づけるコツまで詳細に紹介しているのでお読みいただきたい。

(取材・文/黄孟志)