最近は若い女子が出会いを求めて行くガード下

こんにちは、週刊プレイボーイの菅野です。

数年前から耐震補強工事が進んでいて、ここ最近は休業、移転、閉店するお店も増えてきている有楽町~新橋周辺のガード下。皆さんは行ったことありますか?

私はあの昭和な雰囲気が風情があって好きなので、たま~に友人と行きます。なんと今、こういった「ガード下の飲み屋」が質の良い男性に出会える場所として女子の間で人気なんです!

そこで今回は「ガード下での素敵な出会いエピソード」を20代女子に聞いてきました。

ところで、なぜ今「ガード下」なのでしょうか?

就活が終わって時間がありあまっているという大学4年生のRちゃん(22)は、

「暇つぶしがてら社会人との合コンに行ったり、女友達とふたりでガード下に行ってナンパ待ちをしてます。安くて雰囲気もよく、まったり長居できるから最高です」

SNSにハマっているYちゃん(27歳・化粧品)は…。

「ガード下のレトロな雰囲気がインスタ受けするんです。高級レストランの写真を投稿すると嫌味っぽくなるけど、『こういう庶民的なお店にも行ける私』をアピールできるからいいですね。もちろんいい男性も探してますけど(笑)」

女友達と飲む口実で出会い目的で行く女子もいれば、インスタ受けを狙う女子もいるようです。インスタで「いいね!」をたくさんもらうために写真を投稿する、というのが今っぽい理由ですね。

では、実際にガード下でカレを見つけた女子たちはいるのでしょうか? 毎週末になるとガード下にエリート男性を探しに行っていたというKちゃん(27歳・アパレル)から。

「有楽町のガード下って、社会人1~5年目くらいの銀座周辺で働いている大手企業に勤めるサラリーマンが結構いるんです。だから毎週末になると女友達と飲んでるふりをして、いい男がいないか見定めに行ってました。1日に最低3組に声をかけられるので出会いの場所としては十分。気になったら自分からも話しかけにいってましたよ。今のカレはその中のひとり。カレができてからは行ってませんが、たくさんの出会いをくれたガード下に感謝です!」

こういう計算をして飲みに行くという女子も少なくないそう。相手を探そうと思ったら、出会いが多い場所に積極的に行くことは大事ですね!

求めてるのはワンナイトより真面目な恋?

次は、ガード下のおかげ(?)でカレと同棲まで決まったOちゃん。

「大手人材R社との合コンがつまらなくて、女子3人で反省会&飲み直すために街をふらふら。歩いていて声をかけられたS商事の男性3人と話が盛り上がり、6人でガード下の飲み屋に行くことになったんです。私はその中の松◯翔太似の男性と趣味が一緒で、開放的な雰囲気もあり話がはずんで意気投合。なんと今、付き合って2年になります。お互いの両親にも紹介をして、今年の夏には同棲することになりました!」(25歳・印刷)

ガード下の気取らない雰囲気で話すと相手の本音をより引き出せそうですよね。実は合コンも、おしゃれなレストランよりこういった場所のがいいのかもしれません。

最後に、終電を逃してしまったIちゃん(24歳・CA)が行き着いた先は…。

「先月、友人と銀座で飲んでいて終電を逃してしまいました。飲んでいたお店に戻るか、タクシーで帰宅するか迷いながらひとりで歩いていた時、ガード下で声をかけられたんです。話しかけてきたのは坂◯健太郎似の塩顔イケメン! 聞くとカレも終電を逃したらしく、そのまま流れでふたりで飲むことに。結局2時間ほど飲んでそれぞれタクシーで帰りましたが、最近毎日LINEをしていて、いい感じです♪」

ガード下は駅に近いので、ついぎりぎりまで飲んでしまいますよね。でも、気になるコと飲む時は紳士として終電までにきちんと帰してあげてくださいね。

このように今、ガード下は「本当に出会える場所」として人気なんです! 閑散としてしまう7月末までに銀座有楽町に是非一度行ってみてくださいね!

もちろん、地方にあるガード下の昔ながらのお店もオススメですよ!

さて、突然のお知らせですが、2014年4月から連載していた『神保町Girl’s Talk』ですが、今回で最終回になります!

約100回に渡る連載でしたが、皆さん楽しんでいただけたでしょうか? 女子のことをもっとよく知るきっかけになっていたり、ひとつでも女子との会話する時のヒントになっていれば嬉しいです。

約2年間、最後までご愛読ありがとうございました。では、また会う日まで~!