皇室典範の改正が必要だと主張するユイちゃん

新連載スタートした「神保町☆女子大生Cafe」第4回。

現役女子大生(JD)たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!

「生前退位」の意向を周囲に示しているという天皇陛下。今月8日には、その「お気持ち」を国民に向けてビデオメッセージで表明されました。

海外でも様々な見解がなされている中、日本の各メディアの世論調査では支持派が8割を超えという報道も。

日本の未来を担うJDたちはこの件についてどういう印象を持っているのか? 第4回のテーマは「天皇陛下の“生前退位”を支持する?」です。

それでは彼女たちのナマの声をピックアップしてご紹介します~!

●支持する「自分が生まれた“平成”という元号が好きだったので、それが終わってしまうかもしれないのが残念だけど、天皇陛下の年齢を考えるとお疲れ様でしたと言いたいです。もし退位されるなら、次がどうなるのかわからないので、未来が明るくなるような元号になればいいなと思います」(ミキティ・中央大学2年・20歳)

「ご自分の最期を考えての“お気持ち”でしょうし、そこを尊重したい。次の天皇になるであろう皇太子は優しそうな方だし安心。天皇陛下はご自分の意思で辞めることができないから大変だなと思う」(リサちゃん・共立女子大学1年・19歳)

「天皇陛下が崩御されると、1年間、国が“喪中”のような状態になると聞きました。それが東京オリンピックとぶつかってしまったら、国として機能しない面が出てくるというお考えもあるのでは?と思う。時代に合わせて変化することも大事です」(みかちん・大妻女子大学3年・21歳)

「天皇の生前退位は今まで行なわれてこなかったが、医療技術の向上による天皇のご高齢を考えても、これまで充分な公務執行をされてきたことを考えても、生前退位はいい考えだと思う」(はるきゃん・法政大学2年・20歳)

「ちゃんと国民のことも考えていただいて、とても良いと思います! 生前退位だけではなくて、ご自身や皇室の日常であったり、国のことをどう考えているのかをもっと国民に発信してもらえればいいです」(かなめろ・上智大学2年・20歳)

「会見の動画を実際に見て、ここまでいろいろ気を使って発言されている天皇陛下のストレスなど考えると本当にすごいと思う。“象徴”って非常に難しい概念だなと。天皇陛下もひとりの人間だと思うので、生前退位してゆっくり休まれてほしいと思いました」(マリちゃん・慶應義塾大学1年・19歳)

将来が不安と感じる理由は…

「80歳超えという年齢での公務が明らかに多すぎるけど、年齢を理由に減らすというのも難しいのでしょうし、生前退位してお若い皇太子に託すことも必要なのではないかと思いました」(はるきゃん・上智大学3年・21歳)

「皇室典範について憲法には記載されていないが、年齢も御高齢で病気も患われた陛下にとって厳しいことも多い。時代の流れや変化とともに皇室典範の改正は必要になってくると思う」(ユイちゃん・東洋英和女学院大学1年・19歳)

●将来が不安「これまで30年近く天皇として激務をされてきたと思うので楽にしてもらいたいし、今まで日本を支えてくださってありがとうございました。ただ、自分は平成しか生きていないので、どうなるかわからないのが不安です」(しょうこりん・慶應義塾大学1年・19歳)

「皇太子妃・雅子さまの体調面など考えると不安もあります。辞めたいといえない天皇陛下の立場も非常にお辛いと思うので、そのようにしか発言できない現状の制度も変えるべきだと思います」(ミクちゃん・早稲田大学4年・23歳)

「まず、次の元号はどうなるのか気になる。年齢的には非常にきつい部分だと思うので仕方がないと思う。皇太子はまだお若いので少し不安はあるけれども、そうなられたなら頑張ってほしい!」(さや姉・学習院大学3年・21歳)

「実際に天皇が代わるタイミングに立ち会ったことがないので実感は湧かないけど、いろいろ変わってしまうのではないかなと思いました。どのように変わっていくのか、全く変わらないのか、知りたいことはたくさんあります」(キョウコちゃん・白百合女子大学1年・19歳)

「皇室典範を変更して生前退位が実現できるようになると、政治的権力・圧力で天皇を代えることができる可能性が生まれるかもしれないのでは?と不安はある。しかし、崩御された後の経済面ほか混乱を考えると仕方ない部分ではないか」(カレンちゃん・共立女子大学3年・21歳)

今回答えてくれたJDは全員平成生まれ。平成という時代にしか生きていない彼女たちらしさも目立ったのが「次の元号が気になる!」という、正直な意見でした。

一方で、不安を抱きつつも、天皇陛下や皇室に親しみと感謝の気持ちを持ち、この国の行く末も考えている真面目さも垣間見え…。新しい時代の到来に戸惑いを感じつつ、JDたちも今後の動向に注目しています!