第3次ブーム真っただ中のミニ四駆。ブームも3度目ということで、当初の“速さを競う”という楽しみ方とは別の方向に価値を見いだす人が出てきた。それが「コンデレ(コンクールデレガンス)ミニ四駆」だ。
独自の塗装やビジュアル面の改造を施した面白マシンをタミヤの公式大会(ミニ四駆ジャパンカップ2016 東京大会2)で激写! 前編記事に続き、週プレが独自にジャンル別分類し、ドーンと紹介する!
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◆ファンシー系
●第1号作はボーダー&星
制作者の女性が好きなボーダー柄と星をラメで表現した第1号作
●情熱の真っ赤なバラ
カラービーズをボディ全体に何層も重ね、真っ赤なバラを描いた
●母子愛満載の「ポコ四駆」
娘が好きな絵本『ポコポコ』の主人公を乗せた車体を、母親が制作
●超絶技巧の和柄塗装
マスキングとグラデーション塗装を駆使し、麻の葉柄を描いた
●満タン電池ありますよ
テーマは「走る電池入れ」。レースのマーシャルカーに採用決定か!?
●娘の空想車が市販化!?
娘のスケッチをベースに3Dプリンターを駆使し、車体を完全自作
●現代版かぼちゃの馬車
この馬車で、シンデレラは誰よりも早く舞踏会へ駆けつける
チョイ悪ミニ四駆!?
◆実写リアル系
●ミニ四駆パトそろい踏み
「ミニ四駆警察」のパトカー3態。パトライトとLEDは100均で調達
●古き時代の車を現代に復刻
1890年頃の車のディテールをアレンジした架空のクラシックカー
●米ヒッピー文化の象徴
アメリカのヒッピーに人気のあったフォルクスワーゲン・タイプ2
●サーファー仕様Be-1
ドライバーのシロクマは海に通いすぎて日焼けし、茶色になっている
●チョイ悪GT300カー
こちらはスーパーGTに参戦中のLEON AMG風カラーリング
新幹線がミニ四駆に!!
●デカールはPCで自作
往年の名ラリー車、ランチア・ストラトス風のアリタリア・カラー
●通好みの短命F1カー
わずか5戦しか使用されなかった1992年のロータス102Dを再現
●0系新幹線が品川に降臨
今回の会場の品川にちなんで新幹線、それも0系というのが渋い
●新型車のスクープ撮に成功
テスト走行中の覆面ライキリが、隠し撮りされたという設定
(撮影/村上庄吾 取材協力/タミヤ)