アニョーン、トッポギ、チャミスルジュセヨ~!(トッポギとお酒くださ~い!)
人生初の韓国にやってきましたスミダスムニダ!
旅人のくせに韓国に行ったことがなかったなんて意外でしょ? 「近いからいつでも行けるし、いつか!」って思ってたけど、ついに韓国人の友達が結婚式を挙げるということで、花嫁姿を拝みに釜山(プサン)に駆けつけました~!
韓国第2の都市である釜山。10月のこの時期は「釜山国際映画祭」もあるし、海雲台(ヘウンデ)ビーチではギラギラした男女が盛り上がってる…って聞いてたんだけど、出発直前に台風18号が釜山直撃!
これがかなりの被害で、海の水は街へあふれ出し、一時はバスに乗っても膝まで水がくるくらい冠水し、悲しいことにビーチに作られた映画祭の特設ステージは崩壊…。
しかし、私も悪運が強いというか、ギリギリのところで台風をかわし、飛行機は遅延するもなんとかオギョプサルにありつけました。(サムギョプサル=三枚肉。オギョプサル=五枚肉。オギョプサルはサムギョプサルより分厚くてリッチテイスト!)
ビタミンB1で疲労回復! 元気100倍! マリパーンチ!
そして、明後日は友達の結婚式! 旅人なりに、シワになりにくいワンピースとヒールのある靴をなんとか持ち歩いてるけど、やっぱり旅中の正装は完璧ではない。
あ! ご祝儀的なものはどうすれば? それに袋ないけど、どうしよう!
「ケンチャナよ(大丈夫)!」
韓国の結婚式、なんとそこにはお隣の国とは思えないほどかけ離れた文化の違いがあったのです!
ご祝儀は日本とゼロが1個違う
韓国の結婚式は日本の形式ばった結婚式や披露宴と比べると、だいぶカジュアル。招待された人以外も、なんと誰でも参加できるんだそうです。
服装は花嫁とかぶる白以外であれば、かなり自由度が高く、キレイ目の私服に女子はかかとの出るサンダルもOKだし、男子はスニーカーもあり。
そして、ご祝儀、これは驚き! 日本だと披露宴のフルコース料理や引き出物など、ゲストの実費費用を含めたお祝いとして、友人なら3万円が一般的。ドレスに美容院、二次会三次会も考えると、結婚式が数件重なった時なんかは捻出に苦しむ者が発生するのも事実ですよね。
ところが、なんと韓国の平均は3万~5万ウォン(3千~5千円)とゼロが1個、日本と違う! 特に仲良しの場合は10万ウォンにしたり、逆に学生などは数人でまとめるのもOK。ピン札の必要はないし、欠席者は口座振込みも一般的だとか。
日本とこんなに差があるのは、もちろん披露宴などのシステムの違いに加え、韓国はたくさんの人にお祝いしてもらうのが目的だからなんですね。日本のように「席順」とか「付き合い」「お返し」に縛られず、誰でもウェルカムな韓国式の結婚式は、個人的にとっても好感度高かった!
それに、日本だとご祝儀袋を忘れ、てんてこ舞いすることがありますが、韓国は裸のお金を持っていっても大丈夫。受付にシンプルな白い封筒が用意されていて、その場で封筒に入れて名前を書けばOK。それと引き換えにその後みんなで食べるお食事券をもらえます。
ちょっと味気ない気もするけど合理的? 日本のご祝儀袋ってかわいいけど、このエコの時代にはナンセンスな気もするよね。
さあ、そして式が始まると難しいことはなく、穏やかに美しく、かつスピーディー。
新郎は日本人だったけれど、両家の親に感謝を表す儀式では「韓国式にやります」と言って、クンジョルと呼ばれる最敬礼をした。
これが日本の土下座とそっくりで、なんかすごく悪いことでもしたみたいだな~と日本人ゲストたちは笑ったのでした。
新郎新婦によるダンスやクイズ
最後のブーケトスは、日本では独身女子が争奪戦を行なうけれど、韓国は受け取る人は前もって決められているか指名制で、その人にブーケを投げるんです。「ブーケをもらって半年以内に結婚しないと3年間結婚できない」というジンクスがあるからとも言われてるけど、実際はあまり意識してないみたい。
そして、先ほどもらった食券で大皿の韓国料理をいただく間、ゲストの祝辞や余興はなく、新郎新婦自身がダンスやクイズを行なう。ふたりの共同作業はラブラブで、それはもう映画のように美しいカップルだったので、たっぷり幸せを分けてもらいました。
宴もたけなわのところで二次会に移動でーす。メキシカンバーでカクテルやテキーラをバンバン飲んで、踊っての夜遊びスタート!
「コレ飲んどけば、二日酔いにならないから大丈夫!」
まるでウコンドリンクのように差し出された小瓶は、なぜかホットで養命酒のような味。マッズ~。
そして飲んだ後のラーメンならず、深夜のチゲ&サムギョプサル。
韓国人と日本人のミックスで盛り上がり始めた恋愛トークは、夜も深いせいか下ネタもチラリ。韓国語で男性のアレのことは唐辛子に例えて「コチュ」って言うんですって。韓国味噌コチュジャンの「コチュ」です。なんだか辛そうですね。
それにしても韓国料理は美味しくて、辛い物→甘い物→辛い物→甘い物と交互に食べたくなる…この無限ループはおデブコースまっしぐら!
そして毎日、キムチや生ニンニクをかじって、口の中はドラキュラも逃げ出す強烈な香り。しばらく誰とも誓いのキスはできなそうです。
【This week’s BLUE】 国際映画祭のイベント会場にいた青ざめたフランケンシュタインと私。お似合い。
●旅人マリーシャ 平川真梨子。9月8日生まれ。東京出身。レースクイーンやダンサーなどの経験を経て、SサイズモデルとしてTVやwebなどで活動中。バックパックを背負 う小さな世界旅行者。オフィシャルブログもチェック! http://ameblo.jp/marysha/ Twitter【marysha98】 instagram【marysha9898】