マジで欲しい。2月15日から全国で発売された2代目プリウスPHV(プラグインハイブリッド)を公道で速攻試乗!
のっけからビンビンになったのは、その超絶加速だ。アクセルを踏んだ瞬間から高トルクを発生、EV特有の長く力強い加速が続くのだ。もはやエコカーとは思えぬ快感加速!
一体、どういう仕組みかというと、2代目プリウスPHVは、メイン駆動モーターに加え、初代では発電用だったモーターを駆動用に回している。つまり、強烈な加速の正体はこの2モーターだ。
けれど、乗り味はTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)プラットフォームにより重厚。高級車のような味わいとなっている。
ちなみに、2012年に発売された初代プリウスPHVの月間目標台数は6万台だったが、売れたのは5年間で約7万5000台と大惨敗(涙)。
だが、新型は発売から約1カ月間で実に1万2500台を受注。月間目標販売台数の5倍の規模である! もはや2代目の人気爆発は確実っぽいが、自動車ジャーナリストの藤島知子氏は言う。
「最初に飛びつく人は関心が高い層で人気が続くかは別です」
けど、プリウスPHVは最高に楽しい大人のオモチャだぜ!
(取材・文/黒羽幸宏 撮影/本田雄士)