片思い中の会社の同僚を部屋に招き入れた彼女の策略とは!?

こんな彼女にごはんを作ってもらいた~い! 男の妄想を写真で叶えるミニドラマ『パジャマレシピ』。お料理おねえさん・大森麻里が、朝と夜の毎回違ったシチュエーションでアナタの彼女を演じちゃいます。

彼女が語りかけてくるor彼女に語りかける…それぞれの恋愛シチュエーションをその日によって体感ーー。紹介するレシピは朝晩のメイン食材は同じでコンビニでも買えるもの。簡単&クイックメニューで料理の幅も広がって、恋愛ムードを楽しみながら女子ウケしそうな料理男子にもなれちゃうぞ!

入社式で同期のSくんにひと目惚れした彼女。会社の福利厚生でスタートした英会話レッスンに参加して、徐々に距離を縮めてきた。パソコンが苦手と話す彼女に「得意だから見てあげるよ」とSくん。大胆にも部屋に誘うと、すんなり来てくれることに。狙いはもちろん彼女に昇格することっ!だが、向こうもその気なのか…!?

パソコンのアップデートをしたら、今までみたいに動かないのは本当。それを英会話レッスンが終わった後、さりげなくSくんに言ったら家に来て見てくれるって。大胆かなと思ったけど、偶然のチャンスを最大限に生かしたい…生かす!

でも実際、Sくんのパソコンの知識はかなりなものだし。それも尊敬できる。チェックしてもらって、その横顔に見惚れてたのも束の間…「すっごーい! アップデートしてから、動作がおかしかったのにスムーズになったよ」私がそう言うと、ちょっと照れた笑顔をして。やっぱり素敵~

「大好物なの、コレ! なんでわかったの~? ありがとっ」そんな素敵なSくんは、ちょっと奇跡的にハマることばかりで。こちらが家に来てもらってるのに、途中で寄ったというお店で手土産まで買ってきてくれるなんて。

「でね、今週の英会話レッスンでよく理解できなかったところがあって…」一緒にいる時間をなんとか引き伸ばしたいし、わからないところがあるのもウソじゃないから。いいよね、これくらい強引でも。「あ、お茶も出してなかった~、何か飲みたいものある?」

英会話レッスンを一緒に復習!

「このLetの使い方がよくわかんなかったの。Can使っちゃダメなのかな?」一応、本気で勉強したいモードは見せてるんだけど。バレてない? テキストを見てる私のことをSくんが見てる視線、すごく感じるんだけど。部屋まで来たくらいだから、私に興味を持ってくれてるって思っていいよね?

ちょっと低音のいい声で、「Canは許可を求めてて、Letは相手に言う前に話し手側がそれをやるって決めてるんだよ」と説明してくれたS君。なんでも教えてくれるし、その表情も声音も…素振り全部がもう、私の好きな人!って叫んじゃいたくなる。

「じゃあ、Letを使って、例文の会話してみていい?」レッスンのクラスで新しい文法を教えてもらった後、いつもペアで会話するから、これだって自然なはず。「同じような流れで練習したいの。絶対あれって覚えるよね」

英語の会話で2人の距離は縮まっていく!?

「じゃあ…」すぐにSくんから会話を初めてくれて、うんうん。わかる!「少しだけネイティブの感覚がつかめてきた気がする。すごい、さすがS君は発音もいつもちゃんとしてるもんね?」交換留学生でイギリスの大学に1年行っていたから発音も完璧で。なんで、こんなに理想的なんだろ~!

「Lも難しいけど、私はVとBがうまくできないよ…」そうやって困った風な、甘えた顔を作って見つめたら、またS君はすごく照れた顔してちょっと視線を逸した。私のこと、キラいじゃないよね?女のコが部屋に呼んだってことは、わかってくれてるんだよね?「夕食、食べていかない? 簡単なものしか作れないけど。そうだ、お蕎麦好きって言ってたでしょ!」

「最近、コンビニのお蕎麦にハマってるんだ。ちょっと、今、クスッて笑った~。意外? 自分で茹でるより、今どき美味しいんだからっ」手抜きっぽく思えても美味しくて、しかも凝りすぎてもいない。ちゃんとそこも考えたメニューなんだけど。やりすぎじゃないよね?だって、ぱっと見て好きになったあの時から、やっと訪れたチャンスだし。好きだって気持ち、もっともっと伝えたいんだよ!

■恋愛レシピ34 つけ蕎麦(材料)ざるそば…1個(コンビニの弁当、もしくは袋入りの蕎麦)豚ばら肉…100g塩胡椒…少々焼肉のたれ…大さじ1ねぎ(小口切り)…適量刻み海苔…適量サラダ油…適量ラー油…少々

(作り方)1.ざるそばは軽くほぐし、器に盛る。豚ばら肉は食べやすい大きさに切り、塩胡椒をふる。2.フライパンにサラダ油を熱し、(1)の豚ばら肉を炒め、色が変わったら焼肉のたれを加えて炒め合わせる。3.(1)に(2)を乗せ、ねぎ、刻み海苔、ラー油をお好みで散らす。ざるそばの添付のめんつゆにつけていただく。

出演:大森麻里 オフィシャルサイトhttps://mariomori.amebaownd.com/

撮影:早川善博 ヘアメイク:大田奈々恵 編集協力:渡邉裕美