7月18日(火)から発売が始まる今年の「サマージャンボ」は、1等・前後賞合わせて7億円の本家「サマージャンボ宝くじ」に、1等1億円が45本当たる「サマージャンボミニ1億円」、さらに1等100万円が5000本当たる「サマージャンボプチ100万円」が加わって、より豪華になった!
昨年に比べて億万長者が誕生する確率が1.5倍、100万円以上の高額当せん数が約7倍に増えたのだ。このチャンスを見逃すテはない。
そこで、過去3年間のサマージャンボ宝くじ高額当せん売場を調べてみると意外な事実がわかった。
東京“浅草”周辺の売場で3年連続して1等前後賞が出ているのだ。
昨年の1等前後賞を売り出した「浅草橋東口駅前売場」を訪ねてみると「サマージャンボ」以外にも2016年「新春運だめしくじ」1億円、15年「ドリームジャンボ」7億円、14年と13年は「年末ジャンボ」各7000万円、13年と12年は「ドリームジャンボ」で1.1億円の当せんを出しているという。
「もう60年以上も前かな、宝くじが10円だった頃、1等の10万円が売場から出て、当たったお客さまが浅草寺にお参りに行ったんです。そのときに鈴を買ってきてくれて『皆さんに運気のお裾分けをしてください』と置いていった。それが始まりでお客さまには鈴を振って願かけをしているんです。
1等当せん者の共通点? 人生と一緒で一度に勝負するのではなく、コツコツ買われたほうがいいかもしれませんね」(2番窓口の秀じい)
首都圏の人にとって“浅草”周辺は、当せん確率が上がる最強パワースポットに違いない。
また、15年、16年と連続してサマージャンボの1等前後賞7億円を当てているのが静岡県の「鈴木たばこ店」だ。
「30年ほど前になりますが、1等が当せんしたお客さまからいただいたお礼で幸運のベルを設置しました。当店で購入していただいたお客さまには当せんを祈ってベルを鳴らしています」(売場の仲原さん)
“2度あることは3度ある”。今年も7億円が出るかもしれない。
(取材・文/村上隆保 取材協力/熊谷あずさ 佐藤星生)