ローカルハンバーガーチェーンには魅力がたくさん! ローカルハンバーガーチェーンには魅力がたくさん!

最近流行中のグルメバーガーのお店。もちろんそれもいいけれど、そんな今だからこそ注目したいのはローカルハンバーガーチェーン! 独自のサービスやメニューを展開し、根強い人気を博しているのだ。

前編記事に続き、その魅力をご紹介!

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■お店で焼き上げるバンズ&パティが自慢!!

ベッカーズ(ホテルメッツ横浜鶴見店) JR東日本グループが運営するチェーン。駅ナカや駅周辺を中心に店舗を構え、忙しい人々にも愛用されている。

●「別格」ザ★ファイヤーマウンテンチーズバーガー(690円)

注文を受けてから粗びきミートパティを焼き上げ、店舗で焼いた酒種バンズで挟む本格派。迫力あるビジュアルも魅力。

●焦がし醤油のローストチキンサンドプレート~ザクザクオニオンジンジャーソース~(690円)

ローストチキンに焦がし醤油の風味とジンジャーソースが絶妙にマッチ! このバンズもすべて店内で焼き上げている。

★ここにも注目 その1 8月からはジビエバーガーが登場

JR東日本グループの地域再発見プロジェクトの一環として、長野県産の鹿肉を使用したバーガーを発売。

★ここにも注目 その2 プーティーンが充実!

ポテトの上にソースとチーズをかけた「プーティーン」。グレイビーソースと明太ソース、オマールマヨソースの3種類から選ぶことができる。

沖縄のみで店舗展開!

■アメリカンな味&ムードが圧倒的!!

A&W(牧港[まきみなと]店) 日本では沖縄のみに絞って30店舗展開するアメリカ生まれのチェーン。県民からは「エンダー」の愛称で親しまれる。

●The A&Wバーガー カーリーフライコンボ(1050円)

ペッパーポークと濃厚なクリームチーズが特徴の看板バーガー。特殊な機械でくるくるにカットしたカーリーフライも人気!

★ここにも注目 その1 アメリカ生まれのルートビア

名物のソフトドリンク。ハーブを原料とする独特の味がする。冷えたジョッキで提供され、お代わり無料!

★ここにも注目 その2 沖縄流サンドイッチもウマい!

The A&Wオレンジチキンサンド。クリームチーズにオレンジとスイートチリを混ぜたソースが南国感満点。

懐かしい自販機バーガー!

■レトロで懐かしいが、その味は今も進化中!!

自販機食堂(群馬県伊勢崎市) 自販機バーガーを作るミトミが経営する、昭和時代に活躍した懐かしのレトロ自販機が集まる食堂。

●タルタルミート with ベーコン(300円)

自販機から出てきたハンバーガーたち。アツアツでパティも厚みアリ! 自販機は昭和時代のものだが、ハンバーガーは改良を続けておりメニューも定期的に更新中。

●ダブルチーズバーガー(300円)

●てりやきチーズ(300円)

■懐かしの自販機バーガーの今に迫る! 現在も作り続ける、ミトミを直撃!!

昭和50年代には決して珍しくなかったハンバーガー自販機。コンビニの乱立により24時間営業の強みを失い設置数は激減したが……そんななか、2014年にレトロな自販機だけを集めた「自販機食堂」をオープンし、そこでハンバーガーを売っているのが自販機用食品の製造を行なうミトミ。なぜ今!? 責任者の都丸佳津行(とまる・かつゆき)氏はこう語る。

60秒待つと…

アツアツで出てくる!

「弊社のTwitterを開設したところフォロワーが予想以上に集まり、自販機ファンの多さを実感。自販機食堂をオープンすることに。メーカーでも修理できない自販機をグレードアップさせてくれたファンや、無償でロゴを提供してくれた有名デザイナー。自販機を愛する方々のおかげで成立しています。自販機から温かいハンバーガーが出てくる体験を“懐かしい”と思う世代、そして“新しい”と思う世代にもぜひ来ていただきたいです!」

※特別な表記のない価格はすべて税込みです。

(取材・文/黄 孟志 撮影/石川耕三)