残念、花火大会が中止に。宅飲みでの屋台の思い出話から…… 残念、花火大会が中止に。宅飲みでの屋台の思い出話から……

こんな彼女にごはんを作ってもらいた~い! 男の妄想を写真で叶えるミニドラマ『パジャマレシピ』。お料理おねえさん・大森麻里が、朝と夜の毎回違ったシチュエーションでアナタの彼女を演じちゃいます。

彼女が語りかけてくるor彼女に語りかける…それぞれの恋愛シチュエーションをその日によって体感ーー。紹介するレシピは朝晩のメイン食材は同じでコンビニでも買えるもの。簡単&クイックメニューで料理の幅も広がって、恋愛ムードを楽しみながら女子ウケしそうな料理男子にもなれちゃうぞ!

花火大会が雨で中止に! 浴衣まで着ていたのにっ。しょうがないから、彼氏のFくんの家で”屋台風つまみ”を作って宅飲みすることに。帰り道のコンビニで、なぜかお酒と一緒にコーン缶を買ったFくんの意図が何気ない会話からわかった彼女はキッチンへ行き…。

「残念、楽しみにしてたのに~」 雨が降る前、花火を見ながら食べるために買っていたたこ焼き、焼きそばの屋台めしとコンビニで買ったビールを取り出しながら、つぶやいていた彼女。 もちろん、俺だって一緒に見たかったよ。付き合って初めての夏、花火大会だったからさ!

「花火は見れなかったけど、家でゆっくりできるし、飲も? かんぱーい!」 浴衣の袖を押さえる所作がなんかCMっぽい? うん、すっげー新鮮!

「ね、ね! Fくん、これやったことある?」 駄菓子屋で売ってたようなおもちゃを並べた屋台で、彼女が見つけたコレ。 なんて言うんだっけ…うんうん。やったことある。懐かしいじゃん。

懐かしおもちゃで遊んでみたり?

でもって、俺も懐かしくなって、スーパーボールをすくってみたりしたのを彼女に投げてみたりして! 「ちょ、ちょっと強い~。とれないよぉ」 すねた風の彼女に今度は軽く投げてあげると、やっととれた彼女がご満悦で嬉しそう。 なんか、このじゃれてる感じが幸せ感じるよ…。

「覚悟しなさいっ!」 って、今度は水鉄砲で彼女が逆襲…「このアブない女に水鉄砲売ったやつ、ありえね~!」なんて言って、受けて立ったけど。 運よく花火会場ではそんな濡れずに済んだのに、ここで濡れちゃ意味ねぇし…と思いつつ、バカやってるのも楽しい~。

「はぁ、はしゃいだら疲れちゃったぁ」 彼女はすっかり楽しんだらしい。その無邪気な笑顔を見て、よかった、よかった。って、俺はめっちゃ濡れてますけど!

お祭りの屋台で好きな食べものは?

「たこ焼き、冷めちゃう。怒ってないよね? はい、あーん」 もちろん、怒ってないし、ちょっと機嫌悪げな顔をしてみせただけ。 彼女にもご機嫌取りしてもらいたかったのかもね。大好きな屋台のたこ焼き、あーんしてもらって、食べられるし。 「へー、たこ焼き好きだったんだ。私はあんず飴かなぁ」 あの柔らかいやつ?と思ったら、なんだか違うらしい。彼女は東京、俺は鹿児島。地域色ってやつか…。

「あと、バターコーンも好きだよ」 俺も、俺も。これは地域色がない屋台メニューらしい。 「でも、今日の屋台にはなかったじゃない?」 そうそう。だから、さっきコンビニでコーン缶を買ったわけ。と言ったら、彼女がパッと顔を輝かせて…。

それがまたカワイい顔だったから、スリスリってソファに移動して近寄っていったら…。 「今はダメでしょ」 って、お預けされちゃったよ(苦笑)。

ショボ~ンな顔を作って、床にひっくり返った俺。 「じゃあ、これで屋台風のバターコーンを作るから。バターとしょうゆくらいは家にあるよね?」 おお~、それそれ! すっごく食べたい。 たぶん、もう少し彼女はまったりじゃれてたいんだよな。でもそのあとは…やっぱりすっごく食べたいぞ!

■恋愛レシピ38 屋台のバターコーン

(材料) コーン缶…小1缶 しょうゆ…小さじ1 塩こしょう…少々 バター…10g

(作り方) 1.コーンをザルにあけて汁気をよく切る。 2.フライパンにバターを溶かし、コーンを炒め、塩こしょう、しょうゆで調味する。

出演:大森麻里 オフィシャルサイトhttps://mariomori.amebaownd.com/

撮影:早川善博 ヘアメイク:大田奈々恵 編集協力:渡邉裕美