【タミヤがイチオシする最新鋭モデル】(左)ラウディーブル(FM-Aシャーシ)1080円(税込、発売中)フロントモーターにより安定性が向上。見た目も超豪快! 最近はまた実車寄りのデザインがアツいそうだ。(右)DCR-01(MAシャーシ)1080円(税込、発売中)元某自動車メーカーデザイナーによって、繊細かつ分解可能なエアロフォルムが実現! これが未来のミニ四駆だ!! 【タミヤがイチオシする最新鋭モデル】(左)ラウディーブル(FM-Aシャーシ)1080円(税込、発売中)フロントモーターにより安定性が向上。見た目も超豪快! 最近はまた実車寄りのデザインがアツいそうだ。(右)DCR-01(MAシャーシ)1080円(税込、発売中)元某自動車メーカーデザイナーによって、繊細かつ分解可能なエアロフォルムが実現! これが未来のミニ四駆だ!!

かつて日本中の男子が熱狂した、タミヤの「ミニ四駆シリーズ」。

発売から35年を記念して、ミニ四駆大好きアイドル・かえひろみちゃんをインタビュー!!

彼女が語る、カスタムのディープな世界とは!?

* * *

―まず、ミニ四駆を始めたキッカケは?  

かえ 私、小さい頃からクルマとモータースポーツが大好きだったんです! 2年前にマイカーのトヨタ・プレミオを買ったんですけど、そしたらドレスアップもしたくなっちゃって(笑)。でも実車は予算がなぁと思ってたら、電器屋さんでミニ四駆を見つけたんです(笑)。

―なんという出合い! そこからいきなりレースを? 

かえ 初めは家の廊下を走らせる程度だったんですけど、コースで走らせてみたらすごく楽しくて、マシンの挙動もわかるので弱点が見えてくるんですよ! そうしているうちにどんどんハマっちゃって……(笑)。それから、ついに2レーンの組み立て式コースまで買っちゃいました!

―いやぁ、もう筋金入りですね! 今まで何戦くらい出場しているんですか? 

かえ すでに10戦くらいは出てます。最高峰の「ジャパンカップ」にも出たんですけど、なかなか勝ち進めなくて(涙)。マシンのカスタムは本当に人それぞれなんですけど、情報や知恵を共有し合えるのもレースの面白いところですね。本番前はピットでギリギリまで調整したりして、まさに実車のレースさながらの緊張感ですよ!

―この「エアロ アバンテ ブルーメタリック」も迫力ありますね~!

かえ 最初ノーマルのままだったんですけど、気がついたら全部カスタムしてました(笑)。この “フロントちょうちん”も、ほかの人のミニ四駆を見よう見まねでリューター(電動工具)で加工して…。

 着地時の跳びはねを防ぐ“フロントちょうちん”。その呼び名はウエイトの形がちょうちんに似ていることに由来 着地時の跳びはねを防ぐ“フロントちょうちん”。その呼び名はウエイトの形がちょうちんに似ていることに由来

かえちゃんのコンデレ入選作品!

―えっ !? かえちゃん、家にリューターがあるの!?

かえ はい! マイリューターとマイゴーグルを買っちゃいました!(照)

―もうここまで本気だと萌えます! ファンのなかにもミニ四駆を始める人も多いのでは? 

かえ おかげさまで結構いるんですよ! 昔やっていた方がまた走らせたり、デコレーションを競う「コンデレ」に出展される方もいて盛り上がってます!

―このコンデレ入選作品もすごい! 

かえ これは1週間で作りました。「ライズエンペラー」というマシンをベースに、デコレーションの材料費は100円ショップで集めて600円くらい。夜中に自分で部品を削ったりして、「もう何してんだろ、私」みたいな(笑)。でも、コンセプトを考えながら作っていくのがすごく楽しいんです! コンデレはカップルや女性の方にもオススメですよ!

 コンデレ入選作品の「♪GIRLS POP♪」は、リボンとレースでキュートに。コクピットはなんとザルで作られている コンデレ入選作品の「♪GIRLS POP♪」は、リボンとレースでキュートに。コクピットはなんとザルで作られている

■マンガ『ハイパーダッシュ!四駆郎』の登場マシンも順次登場!

 

◆『週刊プレイボーイ』44号「歴代マシンでふり返る『タミヤ ミニ四駆シリーズ』」では、歴代全車種のなかから一部を厳選して紹介! マンガで活躍したマシンからラジコンシリーズまで懐かしの名車たちを紹介、そちらもご覧ください!

かえひろみ 1991年8月19日生まれ、東京都出身。『Nutty Radio ShowTHE 魂』(FM NACK5)、『Hello! I, Radio』(ラジオ日本)に出演中。4thDVD『振り返って』(ギルド)が好評発売中。10月22日には、ミニ四駆大会「かえだま杯×5MAX GP8」を開催予定

(撮影/下城英悟 撮影協力/(C)TAMIYA)