今年1月、SODが企画した「DVD予約1万本で超絶美少女がAVデビュー!?」という業界初のビッグプロジェクトで見事、予約本数をクリアした本庄鈴(すず)。
今年3月には『週刊プレイボーイ』12号で初グラビアを披露。そんな彼女に、1万本予約達成の舞台裏はもちろん、山梨県の果樹園で生まれ育ち、控えめでおとなしかった女のコがAV女優になる決意をしたきっかけまでを聞いた!
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―まず単刀直入にAV女優になろうと思ったキッカケは?
本庄 高校生の頃から明日花キララさんが好きで、特にファッションセンスに憧れてました。AVもいろいろ観ていましたが、明日花さんは別格で芸能人のような感じで見てて。私も明日花さんみたいになりたいって。
―そこからどのようにAV業界に飛び込んだんですか?
本庄 「AV女優になるには」とか「AV事務所」って検索したりして調べるうちに今の事務所に繋いでくれた人と出会って。事務所の方が山梨まで会いに来てくれたり何度かやり取りするうちにソフトオンデマンドさんに面接していただくことになったんです。
■1万本企画は自信をつけるために決行
―最初からいきなり1万本予約プロジェクトの話をされたのですか?
本庄 はい、AV女優になりたいけど自分に自信がないんですって話したら、「では事前予約プロジェクトみたいにして見事1万本予約達成したらデビューするっていうのはどう?」と言われて、1万人の皆さんが見たいと思ってくれるなら私も自信がつくなって思って、これはありがたい企画だなと。
―では、予約期間中はどんな気持ちでした?
本庄 最初はすごく緊張しました。初期は400、500本くらいから伸びが悪くて不安だったし。でも2月中旬頃から数字が急激に伸び始めて一気に5千を超し、7千本を超えたあたりから"これはイケそう"って。でも様子が気になっていたので1日何回も数字をチェックしてましたね。
―その時の心境としてはどんな感じだったのですか。
本庄 ここまできたら絶対デビューしたいし、ここで数が足りずに断念するのはカッコ悪いって。けど自分ではどうにもできないから運に任せるしかなく、ただ予約期間終了までの日常をやり過ごすしかありませんでした。
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と、淡々と語る鈴ちゃんだが、実際1万本達成はどのくらいスゴイのか? ここで、大型AVチェーン"神田書店"の五十嵐立弥店長にも話を聞いてみると...。
「大手メーカーの新作AVやデビュー作でも最近は通常のプレス枚数がせいぜい5千~7千本。何も肩書きもない美少女ってだけで1万本の売上はかなりスゴいです。本庄さんは美少女コンテストにも通用するような容姿だからファンの期待感も高まったんでしょう。今後の彼女の伸びしろにも期待してますよ!」
すでに注目度抜群、読者も興味津々というわけだが、そこでもっと彼女のことを知りた~い! こんな透明感ある山梨育ちの美少女がAVに至るまでの素顔って?
■クラスはたった11人の超田舎育ち
―そもそも、どんなご実家で育ったのですか?
本庄 実家はブドウ農園をやってまして、家の隣におじいちゃんとおばあちゃんの家があり、私はかなりおばあちゃんっ子でした。学校から帰るとすぐおばあちゃんの家に行って、宿題をしたり話したり。
―小学生の時はどんな女のコだったんでしょう?
本庄 かなり少人数の学校で私と同級生は11人しかいませんでした。だから1年から6年までクラス替えをすることなく同じ11人で過ごして。結構、イタズラっ子で、同級生と一緒に教室のドアを閉めて先生を入れなくしちゃったり。
―今や小学生でも男女交際とかありますが、そういう経験は?
本庄 小学生の時は全然です。ひたすら草っ原を駆けずり回ってました(笑)。
―その後、性の目覚め的なものは...。
本庄 中学生の頃に少女漫画でキスシーンを見たり、そういう描写はないんだけど、なんとなくベッドに入ってどうにかなるってシーンを見て、男女はこういうことをするんだーみたいに思いましたかね。
―ではAVや性を意識し始めたのは高校生くらいから?
本庄 そうですね。明日花キララさんのTwitterを見て「カッコいいな」って思ったし、こういう風に輝きたいなって憧れの眼差しで見てました。エッチなビデオもネットで見たりはしていたから、こういう仕事があることも知ってました。
―でも、一度は看護系学校に通ったのに、憧れだけでAV女優になろうと?
本庄 姉が看護師だったし、おばあちゃん子だったからご老人が余生を楽しめるような関わりができる仕事がしたいって思ってて、おばあちゃんやおじいちゃんが療養するタイプの病院に勤めたかったんです。けど、やはり明日花さんが活躍するようなキラキラした世界への憧れも諦めきれなくて。
―それで、いろいろネットで調べたと。
本庄 そうです。夜寝る前とか布団に寝転がりながらスマホで調べたり...。
■グラビア撮影で一足先に"女優気分"
―予約本数達成後、3月にはデビューが決まり、週プレで初ヌードグラビアも撮影しましたが、この時のことは覚えてますか?
本庄 はい、すごくよく覚えてます。まだデビュー作の撮影前で、スタジオに着いたらすぐにバスローブに着替えてメイクをしていただいて。バスローブを着た時、「あ! これは女優さんが着るやつだ!」と一気にテンションが上がって。
―撮影はどうでしたか。
本庄 もう、カメラマンさんに言われるがままポーズをとってました。頭の中は常に真っ白で。表情はそんなにあれこれ言われなかったので、わりと素の表情だし、すごくきれいに撮っていただいてうれしかったです!
―では今後、どんな女優になりたいとか?
本庄 女教師や和服ものとか、ドラマも演じてみたいです。自分が役になりきって撮られてみたい。いろんな表情を出せるようになって、もちろん男性に興奮してほしいんですけど、それ以上に記憶に残る女優になりたいです。
―まだAV女優になったばかりでアレですけど、将来の夢などは?
本庄 今はAV女優から舞台女優になったり活動の幅が広がっていますよね。私は自分の高身長を生かしてモデルになりたいんです。最近、山梨から都内に引っ越して、ひとり暮らしも始めたので、都会で街歩きして様々なファッションやカルチャーに触れて、いつかモデルの仕事をしたい。どんな方向性かはまだイメージがわかないですが、最終目標として世界的にも通用するようなモデルを目指していきたいですね。