B級フード研究家の野島慎一郎さん

『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。

今回の"バカレシピ"は飲み会後の締めのラーメンにオススメ、極限まで低カロリーに抑えた「超低糖質! 二郎ライト」!

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【今回の食材】 
日清デカうま 豚ニンニク味のスープ(46kcal)/紀文 糖質0g麺 4袋(72kcal)/サラダチキン 2個(190kcal)/モヤシ 3袋(100kcal)/キャベツ 100g(22kcal)/ニンニク 3かけ(20kcal)

野島 ウゲエェ......気持ちわりぃ。新年早々飲みすぎた......。

助手 新年会も続くシーズンだから、胃に優しいの食べましょ。

野島 そうですね。では今回は二郎系ラーメンを作りますか。

助手 まだ酔ってるのかな? 二郎は五臓六腑にアウトだろ!!

野島 でも、締めのラーメン食べたくなっちゃって......。

助手 いやいや、もっとあっさりなやつで締めるべきでしょ!

野島 なるほど。では極限まで低カロリーに抑えた二郎系ラーメンを作ってみましょう。二郎は1杯約2000kcalと推測されていますが、400kcal程度まで抑えることは可能です。

助手 5分の1以下!! 実は、量を少なめにして作るだけとか!?

野島 野菜はそもそも低カロリーだし、ゆでるだけなのでマシマシにしても問題ない。しかし豚肉は難しい。そこで代替品となるのがサラダチキンです。

(1)下準備 まずは食材を切って下準備。二郎の豚肉を思い浮かべながらサラダチキンを豪快にぶった切り、キャベツはひと口サイズにカット。ニンニクはみじん切りにしよう

助手 えーっ、さすがにパサパサで合わないんじゃ......。

野島 最近のサラダチキンは低カロリーなのにしっかりジューシーなんですよ。厚切りにすれば十分代替品になります。

助手 ほんとかなぁ......。

野島 そして麺は糖質0麺を使います。今回用意した紀文の商品は180gでわずか18kcal! 結局ラーメンは麺の糖質がすごい。これをカットできるのは大きいのです。

(2)ゆでる! お湯を沸騰させた鍋に、モヤシとキャベツを投入して軽くゆでる。ゆですぎるとシャキシャキ感が損なわれるだけでなく、モヤシの水分でスープが薄くなるため要注意!

助手 スープはどうするの? さすがに、あの濃厚なスープを低カロリーで再現するのは難しいでしょー。

野島 それは二郎の味を再現した「日清デカうま 豚ニンニク味」のスープだけ使って対応します。これ、わずか46kcal!

(3)スープ投入! 「日清デカうま 豚ニンニク味」の粉末スープを熱湯で溶かし、温めた糖質0g麺の上から注ぐ。二郎の味に近いのに50kacl未満という奇跡のスープを使わない手はない!

助手 すごい!! ここまで使った食材のカロリーを計算してみると......ジャスト400kcal! でも肝心の味がイマイチだったらしょうがないですよ?

(4)盛る! あとは野菜と刻みニンニク、サラダチキンを盛り付け、チョモランマのように立派な山を作ろう。野菜はどんなに盛っても低カロリー。思う存分マシマシすべし!

野島 まあ食べてみてください。

助手 ウマッ!! スープの再現度がメチャクチャ高い! ニンニクをガッツリ入れることで、本物にかなり近くなってる!!

野島 さすがに麺の質は違いますけど、どれだけ食べても糖質0なら許せますよね。

助手 サラダチキンもスープに浸ると案外二郎の豚肉っぽさが出る......。ザク切りだから歯応えもイイ! これはダイエット中の人にも全力で勧めたいし、間違いなく胃にも優しいですね。さあさあ野島さんも食べてよ。

野島 うーん......。やっぱり、締めのラーメンでこんなにたくさんは食えないかな......。

助手 作る分量考えろよ!!

(5)完成! 「超低糖質! 二郎ライト」

●野島慎一郎(のじま・しんいちろう) 
ライター、マンガ家、B級フード研究家。独創的な料理を続々と開発している。笑えるレシピを60本収録した『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』(宝島社)が好評発売中