1日、新橋駅前で新元号「令和(れいわ)」がラベリングされたコカ・コーラが配布された。
11時半から新元号の発表が公表されていたため、11時には新橋駅前に大勢の人だかりが。いざ、発表の時間になると皆、スマートフォンのカメラを駅前のビジョンに向けていたが何も放送されず。肩透かしをくらった人たちは、一斉にインターネットで調べ始め、なかには老人に新年号を聞かれ、教える若者の姿も見られた。
その後、人だかりは一瞬減ったものの、号外を受け取るために訪れた人でさらに増加。発表からおよそ50分後に号外が到着するとパニック状態に。「押すなよ!」「財布盗んでんじゃねー!」などさまざまな怒号が飛び交う事態に。
そんななか、号外から遅れること10分。号外配布で人が密集したため、搬入経路を直前で変更することになったものの、「令和」が印字されたコカ・コーララベルが現地に無事、到着。
すぐさまスタッフ総出の手作業でラベルがペットボトルに巻かれ、13時に配布開始。配布のための列を作る際は人が押し寄せたが、すぐに整理され、コカ・コーラ2000本がおよそ1時間で配られた。
ちょうど昼休みの時間帯とあって、近隣で働くサラリーマンは「ちょうど弁当を食べようと思ってたんですけど、外に昼食を食べにいった同僚から、コーラ配っていると聞いて、出てきちゃいました。戻っても昼食べる時間がないけど、記念なんでいいか」と苦笑い。
また、受け取った人のなかには、入社式のために上京したばかりという人も。
「今朝、大阪から来ました。本社が新橋で14時から入社式だったんですけど、号外がもらえるかもと思って、ちょっと早目に新橋に来たんです。号外はあの人だかりを見てすぐ諦めたんですけど、コーラの列ができていたので並びました。式にも間に合ってよかった」
コカ・コーラ公式Twitterでは、本日中を締め切りに100名に「令和」ボトルのプレゼントが行なわれている。