"創作あーちすと"として活動する女優のんが1日、東京・新宿のビームス ジャパンで『本格焼酎3社×BEAMS JAPAN「焼酎のススメ。」発表会』に登場。パッケージデザインやPR動画の役作りなどについて話した。

今回の企画は、芋焼酎『白波』の薩摩酒造、麦焼酎『いいちこ』の三和酒類、米焼酎『白岳』の高橋酒造の大手酒造3社と、日本の魅力的なアイテムを発信する「BEAMS JAPAN」のコラボ企画。3社のカップ酒のラベルイラストをのんが描いた。

イラストを褒められ照れ笑いを浮かべるのん

企画にあたり、BEAMS代表取締役の設楽洋は「多才な面を持っているのんさんが一番いいだろうとすぐ頭に浮かんだ」と、のんを抜擢。

実際にできあがったラベルに、「多様性とおおらかさが出ていて素晴らしい。若さと女性の感性も感じられて、手に取ってみたくなるデザイン」(三和酒類・下田雅彦代表取締役社長)など各社の社長からも好評だった。

「抽象的なものからキャラクターみたいなものまで10パターン」のサンプルを描いた

「こんな有名な焼酎のパッケージを描けるなんて、すごいうれしくて、やったー!みたいな感じ(笑)」と喜んでいたのんだが、パッケージデザインを描くのは今回が初めて。しかし、

「責任重大な仕事だったので感無量。2カ月くらい構想して、有名なものを調べたりしていた。描き始めてからはすいすいいって、10パターンくらい描きました。今まで使ってこなかった色合いで、自分のなかで新たな色が出てきたのでうれしい。自分でも並んでいるとカッコいいと思うので、ぜひおうちに並べて頂きたいです」

と、満足そうな笑顔だった。

初めてのママ役を演じたのん

また、今回の企画ではPR動画も制作。のんがスナックのママ役を演じている。初めて挑戦したママは「アーティスティックにお酒を作る、ハイテンションなママ」だ。

のんは役作りを「私のイメージとしては江利チエミさんの『サザエさん』で、そこに小泉今日子さんの雰囲気を入れようと思ったんですけど、江利チエミさんが強くなってしまいました」と明かした。

東京新宿のビームス ジャパンでは、12月4日まで特設コーナー「スナック びーむすじゃぱん」が設置され、カップ焼酎のほか、Tシャツなどのコラボアイテムを販売。また、のんの描いた原画も展示される。