夏の熱いなか、マスクを着用する生活はちょっと面倒だ。だが考えてみてほしい。今年はそのおかげで(!?)、ウマいけど翌日のにおいが気になって躊躇してしまうニンニク料理を思いっきり食べられるということを!
そこで、ニンニクがLoveすぎる"ニンニクバカ"たちにオススメ料理やニンニクの思い出などを聞いてみた! 第3回は、コワモテ系ニンニク野郎、鬼越トマホークの坂井良多(さかい・りょうた)氏が登場!
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ケンカ芸でブレイク中の鬼越トマホーク。ボケ・スキンヘッド・コワモテを担当する坂井良多は、そのイメージどおり(!?)ラーメン屋ではニンニク搾り器を使って、店中のニンニクをすべて潰(つぶ)してラーメンに入れてしまうほど豪気なニンニク好き。
一方、SNSで料理を作る動画を公開したり、食べ歩きで見つけたうまい店を紹介するという意外な一面を持っている。
「次の日、テレビに出させていただくことがわかっていても、店の前を通ったときにニンニク醤油を使った炒め物のにおいがしたら、そりゃあ入っちゃいますよ! あのやみつきになるうまさは反則。だから僕のかばんの中には、尋常じゃない量のブレスケアのタブレットが入っています」
――食べ歩きが趣味とのことですが、これはうまいと思ったニンニク料理は?
「東京・恵比寿にある『にんにくや』の料理はどれも衝撃的でしたね。なかでも一番ガツンときたのはガーリックビーフステーキ。もう見た目が豪快。いや、あの肉のボリュームとニンニクの量は豪快を通り越して、いい意味で暴力的ですね。男の夢を具現化した夢の食い物という感じ。
しかも、シャレた店の多い恵比寿にあるのに、量の割に価格が安い! そのステーキと一緒に食べるガーリックライスやガーリックトーストも最高。ガーリックライスは味が2種類あるので、お代わりは別の味を注文するのがオススメ。あと、『ラーメン二郎ひばりヶ丘駅前店』もよかった。
二郎ってそれぞれの店に個性があって、店によって味がさまざまなのですが、ここの店は青森産の質のいいものを使っている。そして使い方がピカイチ。ニンニク好きならぜひ一度食べてもらいたい」
――料理は作るほうも趣味だとか。
「そうなんですよ。緊急事態宣言で飲食店が休みのときは、自宅でいろんなニンニク料理を作っていました。なかでも一番うまかったのは『野菜トマトスープ~大量丸々ニンニク入り~』。
コンソメとトマト缶を入れたトマトスープに、ニンジンやキャベツなどの好きな野菜を刻んで入れて、そこにザックリ切ったカブと、大量のニンニクを加えて、圧力鍋で煮るだけ。カブとニンニクのホロホロ感がたまらなかった。キノコを入れたり、ウインナーやベーコンなどを入れてもうまいです!」
●坂井良多(さかい・りょうた)
1985年12月27日生まれ。2010年に金ちゃんと共に鬼越トマホークを結成。『さんまのお笑い向上委員会』などで披露するケンカ芸でブレイク。先月YouTubeチャンネル『公式鬼越トマホークチャンネル』をコンビで立ち上げた