サンドウィッチマン伊達みきお富澤たけしが6日、都内で「令和2年産宮城米説明会および新CM発表会」に出席。伊達は出演した新CMに思わず愚痴をこぼした。

宮城といえば「ササニシキ」の発祥の地として有名な米どころ。現在は「ひとめぼれ」や「だて正夢」などのブランド米を開発し、人気を博している。サンドウィッチマンのふたりは4年連続「みやぎ米メッセンジャー」に就任。

宮城米の普及のために、「いろんな芸人に送ってるんですよ、買って。大好評ですよ、本当に」と話す伊達。この日は「仕事のない時代も長かったんですけど、ずっと親が宮城米を送ってくれて。ご飯だけはちゃんと食べてたんですよね」と下積み時代に宮城米に助けられたエピソードを披露。ただ、「だから『苦労してるのに全然痩せないよね』って、よく言われてました」と明かし会場を笑わせた。

また今回のCMでは、伊達が店主を務める定食屋に、子連れの富澤が訪れて宮城米を食べるという内容。CMを観た伊達は「僕は相変わらず脇役。宮城米のCMは富澤がメインなんですよ。なんでなのかなあ」と吐露。

そして、コンビ仲の良さでも知られるふたりは「(タオルを渡すシーンで)富澤がタオルを突き返してきたり、ふざけるんですよ。(撮影現場が)暑いのに、厨房で冷房が入らず大変なのに」と撮影中もふたりでじゃれあっていたことを明かした。

イベントでは、「ひとめぼれ」「だて正夢」にちなんで「ひとめぼれしたこと」と「正夢になってほしいこと」を聞かれたふたり。

「宮城米」に何度も「ひとめぼれ」しているという伊達は、「『みやぎ米メッセンジャー』を狩野英孝に取られないようにしたい。あいつも宮城なんで。普通にしていれば大丈夫だと思いますけど、定期的に謹慎するんで」とブラックジョークを交えて回答。

一方、富澤は「ひとめぼれしたこと」に「さっきも(伊達と)話してたんですけど、芦田愛菜ちゃん。子供のイメージでしたけど、大人になっていて。頭もいいですし、すごいいいコだなあって」とコメント。しかし「ただ、あっちはパンのCMをやっているのでライバル」と敵対心を匂わせ、笑いを誘った。

そして「正夢」については、「布団が宮城米になってほしい。ほかほかでいい香りがすると思う。よく寝れるし、起きたらすぐに飯が食える」と意外な願望を明かした。