美人探しの旅レッツゴーの旅人。さて、ここはどこの国でしょう? 美人探しの旅レッツゴーの旅人。さて、ここはどこの国でしょう?

みなさんお久しぶりです! コロナの影響で旅ができない旅人マリーシャです。旅人引退? 失業? などと不安な毎日に震えておりましたが、みなさまの応援のおかげで、またお会いすることができました。ありがとうございます!

というわけで、コロナ禍でお疲れの2020年の締めくくりに、これまでの旅から癒しのテーマをお届けしたいと思います。

今回のテーマは「世界の美人」です! 私はこれまで125ヵ国でいろいろなタイプの美人に出会ってきましたが、世界にはそりゃあもうレベチな美人がたくさんでしたよ!

■セクシーなカーヴィーライン! キューバ美女

キューバの街中で見つけたキュートなふたり キューバの街中で見つけたキュートなふたり

まず衝撃を食らった国といえば、カリブ海に浮かぶ魅惑の島・キューバ。ここにはヨーロッパ系白人、アフリカ系黒人、ムラート(白人と黒人の混血)、メスティーソ(白人と先住民の混血)などの多民族が住んでいて、南米の中でも人種差別の少ない国として知られているのだけど、その中で生まれてきたラテン美女たちは格が違う

同じ人間とは思えないくらいの腰の高さと、セクシーなカーヴィーラインは女子から見ても憧れの体型だ。そしてボリューミーすぎず引きしまってるところがアジア人男性にも好まれそう。「スタイル抜群」とはキューバでできた言葉なんじゃって思うほどパーフェクトでした。

そしてスタイルに自信があるからなのか、私が首都ハバナで見た女学生の制服、空港員、警備員、警官などの制服も全部タイトミニで目が釘付け。さらにシャツのボタンがはじけそうなグラマラスな胸元に、ついつい鼻血! 

ちなみにキューバでは「ワキ毛」がセクシーの象徴なんだそうだけど、それについては旅人もまだ理解には及ばず......。

キューバ美人は女性らしいカーヴィーラインが特徴 キューバ美人は女性らしいカーヴィーラインが特徴

アンニュイな表情を浮かべる美女 アンニュイな表情を浮かべる美女

将来が楽しみな元気印のキューバガールズと旅人 将来が楽しみな元気印のキューバガールズと旅人

■まるで天使! スロバキア美女

スロバキアの街中で見つけたエンジェルたち スロバキアの街中で見つけたエンジェルたち

お次の国はスロバキア。東欧の国々に住むスラブ系の民族は世界でも屈指の美人と言われている。ラテン系とはまた違うタイプの美人で、強すぎない柔らかい感じの童顔美人が多かった印象。

私が訪れたのがクリスマス時だったこともあり、その街中に溶け込む美人たちを見て「天使かよ!」って思った。子連れのママたちも美しく、その姿はまるで聖母マリア様なわけ。もちろん子供たちももれなくエンジェル顔で、私は天国に来たんだっけ?って勘違いするくらい。

首都のブラチスラヴァは小規模で、ヨーロッパの中で最も「退屈」「何もない」なんて言われてるけど、いいんです。美人がいるから。

■国をあげての美人大国! ベラルーシ美女

ベラルーシの美人な友達ジェニャ。隣に並ぶの恥ずかしいんですけど ベラルーシの美人な友達ジェニャ。隣に並ぶの恥ずかしいんですけど

美人といえば、忘れちゃいけない国がベラルーシ。ネットやメディアでも「プロモデルが国家資格である」とか「美人は政府の許可がないと出国禁止」などと取り上げられ、美人大国として知名度の高い国だけど、旅先としてはまだまだマイナーかしら。

東ヨーロッパに位置する旧ソのお国で、私はドバイのホステルで出会ったベラルーシ人の友達ジェニャがいたので、彼女に連絡を取って首都ミンスクで合流しました。

ほんの少しの時間だったけど、美人とのお散歩デート。一緒にいると自分も美女の一員のような気持ちになって風をきって歩いたけど、あとで写真見て思ったよ、「私の顔平たいぜ!」ってね。

■神秘的な美しさ。モロッコ美女

モロッコで出会った美女イマンちゃん モロッコで出会った美女イマンちゃん

美人は砂漠の上にもいた。モロッコのイマンちゃんは私がマラケシュからの砂漠ツアーで一緒になった女の子。アラブ系の美人は顔立ちがくっきりしていてパーツの主張が強い、エキゾチックな顔が特徴。

ラクダに乗って、サハラ砂漠をはるばると、目的地にたどりつくとイマンちゃんは旅人の服を脱ぎ捨て、赤いドレスに身を包んだ。まるで『アラジン』のお姫様のようだった。

モロッコはイスラム教の国である。他のイスラム諸国に比べると緩めではあるが、肌の露出はタブーのイメージがあるため、彼女の着替えるという行為やノースリーブのドレス姿には神秘的な美しさを感じた。

■軍服×美人に撃沈! イスラエル美女

エルサレムの風景 エルサレムの風景

最後に「この国の美人は世界で一番って言えるかも!」と思ったのが、イスラエル

ある日、テルアビブの列車に乗っていると、「ドキッ!」とするくらい美しさを兼ね備えた超絶美人が隣に座っていた。イスラエルは女性も徴兵制度があり(18歳から2年程度)、軍服を着てマシンガンを持っているもんだから、そりゃ迫力もあっておいそれと声をかけられなかった。

いや、武器がすごかったんじゃない、美人すぎて緊張したんだ。もちろん写真を撮らせてもらうこともできず、撃沈。ナンパできない男子の気持ちがわかったよ(違う......?)

というわけで、写真をお見せできないのが本当に残念ですが、せめてイメージしてもらうためにイスラエル人の有名人をあげると、あナタリー・ポートマンがそう。

エルサレムで生まれたユダヤ系美人。ステイホーム中にひさびさ映画『レオン』を観直したけど、やっぱりマチルダは最高に美しかった。あんな目で見られたらジャン・レノだってそりゃイチコロだよね。

軍服を着た美女にしろ、殺し屋の見習いマチルダにしろ、なんでかイスラエルの美人て戦いのイメージがあるけど、そこがまたそそられる。

「嘆きの壁」は男女のスペースが分かれている。たくさんの美しい人たちがお祈りしていた 「嘆きの壁」は男女のスペースが分かれている。たくさんの美しい人たちがお祈りしていた

ネットでググれば世界の美人の写真はたくさん見ることができるけど、現地で生で見る美人からは直に強いオーラを感じる。それは美しさからくる自信なのか、彼女たちにはその場を華やかにし、人をドキドキさせるパワーがあった。

さて、今回は旅人目線で"王道美人"を紹介しましたが、やはり「スタイルの良さ」「目力」などが特徴的でしたね。そして「混血」に美人が多いのも納得の事実でした。

しかし、「美しさ」の基準は国や文化によっても異なります(また別途、紹介したいと思います!)。 私、ちんちくりんで平たい顔の旅人ですが、これが美しいって国もきっとあるはず......!?

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●旅人マリーシャ(旅人まりーしゃ)
平川真梨子。旅のコラムニスト。バックパッカー歴12年、125ヵ国訪問。地球5周分くらいの旅。2014年より『旅人マリーシャの世界一周紀行』を連載。
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