左から岡田、原田、中田、Awich

オンライン成人式イベント「Red Bull成人祭」が11日に行なわれ、ゲストとして岡田結実、ヒップホップアーティストのAwich(エイウィッチ)、フリークライミング選手の原田海、そしてシークレットゲストに中田英寿が登場。今年、新成人となった岡田は、3人の先輩たちから大人のアドバイスをもらった。

今回のイベントは、2月1日(月)より『レッドブル・エナジードリンク』などの価格を引き下げることを記念し、これからの社会を背負って立つ存在である新成人を応援するために開催。コロナ禍による緊急事態宣言が発令し、多くの成人式が中止になるなか、新成人にエールを送った。

イベント開始早々、岡田は「『大人の仲間入りなんだぞ』という気持ちがすごく増して、責任感を持った大人になろうって思っています」と成人式を迎え、気持ちを一新。地元の成人式が中止になったことについては、「いろいろな方に『おめでとう』って言っていただくので、さびしいっていうのはあるんですけど、心はすごくハッピーです」と明かした。

ただ成人式に行けなかったことで心残りも。「ずっと思ってたのが、初恋の人に会いたいと思ってた。小学校のころに告白できなかった初恋の人に会いたかった」と思いの丈を明かし、「SNSもオンラインもつながってなくて、何をしてるかも知らない。コロナが落ち着いてから(成人式を)やってほしいな」と本音をこぼした。

一問一答で自身の性格などを答えるコーナーでは、「人の評価を気にするほう?」という質問に対し、岡田だけが「気にする」と回答。普段から「めっちゃエゴサします」と言う岡田は、人の評価を気にしないようにするにはどうしたらいいか聞くと、Awichと原田は"俯瞰"することだと指摘。「私は言葉を書くことで。昔から日記とかポエムとか書いてた」(Awich)、「(自分の状態を)イメージするので自然とできているのかも」(原田)と具体的なアドバイスを送ると納得した表情を浮かべた。

またシークレットゲストとして、イベントの途中から中田が登場。中田にとって二十歳は「けっこう転換期」だったそうで、「ちょうど日本が初めてW杯に出ることが決まって注目を浴び始めて、メディアとの付き合い方を学んだり、ひとりで初めて海外旅行をしたのも二十歳でした。自分を確立することを考え始めた」と告白。

そして「すごく緊張しい」だという岡田は、若干二十歳で世界の大舞台を経験した中田に「乗り越えるにはどうしたらいいんですか?」と質問。中田は「乗り越える必要はないんじゃないですか。緊張するのは必ず"不安"とか原因があるはずだから、それ(緊張)はあって当たり前だと思えばいい」とアドバイスしたうえで、「W杯のときとか待ち時間が長すぎて寝てましたから。本を読んだり。自分が落ち着けるルーティンを作れば」と意外な過去を明かし、3人を驚かせた。