「シック・ジャパン『極 KIWAMI』新CM発表会」が16日に都内で行なわれ、本田翼が登壇。好みのヒゲスタイルや自身のヒゲ姿を披露した。
これまで日本では、しっかりそり落とすことが身だしなみだったヒゲ。しかし、100周年を迎えたシックは、「ヒゲを楽しんでいる?」というキャッチフレーズのもと、「新しい身だしなみを応援、改革を推進したい」(村野一代表取締役社長)と、"フェイスヘアー"としてヒゲデザインを提案。深剃りとスキンガードを両立するなど、100年のノウハウを結集したフラッグシップモデル『極 KIWAMI』を発売した。
新CMで「英国紳士のような格好をさせていただいて、楽しかったです」と理容店の店長役を演じた本田。撮影セットに対しても「世界観が独特で、セットが細部までこだわっていて、すごく素敵でした!」と振り返った。
またCMでは男性客にシェービングをしながら、「モテたいんだ?」「私はそのヒゲ、す、き」と囁く場面も。これには本田も、
「緊張しました。男性の顔を携えて、近くで見ることがあまりないので。セリフは監督のこだわりがすごかった。(男性を)手玉に取るじゃないですが、言っているこっちも『恥ずかしー!』って思いながら」
と照れながら心境を明かした。
また男性のヒゲについては、似合っているかどうかよりも、「1番はお手入れ。整っていること。放置している方は、ん?って思っちゃいます」と清潔感の重要性を説いた本田。そのうえで「ヒゲにプライドや自分らしさを詰め込んでいる方はステキ」とヒゲの魅力を語った。
イベントでは、6人の男性イラストが現れ、6種類のヒゲスタイルを紹介。「カイゼル」や「ピラミダル」などそれぞれ名称があることに驚いた本田は、あごに生やした「フジ」がお気に入りだそう。
しかしその理由については「なんか私、パーカー着てる男性が好きなんですよ」とヒゲとはまったく無関係。「パーカーを大人っぽく着こなせるのが、これだと思って」と付たものの、まさかの回答で会場に爆笑を起こした。
イベントの最後には、本田自身が魅力的に感じたヒゲをつけることに。先ほど選んだ「フジ」のほかに、毛先がくるっと跳ねたユニークな口ヒゲ「カイゼル」もつけて、会場を沸かせた。