9日、都内で「『Dクリニック』新CM発表会」が行なわれ、ナインティナイン矢部浩之岡村隆史FUJIWARA原西孝幸藤本敏史が登壇。薄毛事情のほか、4人の天然素材時代のエピソードを明かした。

Dクリニックは、月平均17万人以上の患者が通う薄毛治療の大手専門クリニック。ナインティナインのふたりは、一昨年よりCMに出演。現在放送されているCMでは、「さあ立ち上がれ、髪の毛たちよ」という印象的な歌詞が特徴のCMソングを歌っている。


実際にDクリニックで治療している岡村は「水面下でいろいろな人に紹介しています。芸人さんからけっこう連絡来ますね」と宣伝役として活躍。「以前に江頭(2:50)さんの名前を出して怒られたので誰とは言いませんが」と暴露し、会場を笑わせた。

そんななか、「(自分たちのほうが)ナイナイより(CMソングを)熱唱するし、立ち上がる。(ふたりは)全然立ち上がってない」とFUJIWARAのふたりが登場。藤本は「ちょっと、ちょっと~」と現れるも、矢部からは「若手......」とたしなめられ、苦笑い。さらに「自分は立ち上がってツッコむ」と主張するも、岡村には「雛段(ひなだん)から!」といじられた。


CM出演を切望する原西は「僕もクリニックに通うようになって、生まれて50年、初めてワックスを買いました。ワックスが使える髪型になったんですよ」とアピール。剃り上げた白髪交じりの後頭部を見せ、「世界最大のゴリラ、シルバーバックを意識した」と笑わせた。

その後、4人の若手時代の写真が公開され、「吉本印天然素材」の話になると、撮影にファンが集まっていたことについて、矢部が「フジモン(藤本)とフジモンのおかんが、みんなのスケジュールをばらしていたんだよね」と暴露。「誰が教えているんだろうと、フジモンを中心に話してたのに、ふたを開けてみたらフジモンが言っていた」と懐かしそうに笑った。


また、そのころは「薄毛について話したことはなかった」という岡村。矢部によると、「ある日、濡れる系のロケして、アカン!って思ったそう」とのことだが、岡村自身は「35歳くらいで。映画を撮っているときに、メイクさんがパパッと頭に"振って"くれた」そうで、「サカタ師匠の楽屋に置いてある"粉"みたいなやつで気づきましたね」と自覚したきっかけを明かした。

薄毛について「自分で気づくか気づかないか。気づかせてもらえるのも大事」という岡村は、「薄毛で悩んでいらっしゃる方、お話を聞くだけでもいいと思うので相談してみて。あと有名人の方々は僕が窓口でアテンドします」と「Dクリニック側の人」(矢部)として、最後までアピールした。