『週刊プレイボーイ』が運営するグラビアコンテンツサービス『週プレ グラジャパ!』で新しく始まったサブスクリプションメニュー『週プレ プラス!』。その中のコンテンツ「+コラム」で、『偏愛ガールズクエスト』を配信中!

彼女たちが寝食を忘れて没頭する趣味、いわゆる"沼"を紹介するのが、この連載『偏愛ガールズクエスト』。第五回目は日本各地の競輪場を訪れ、"旅打ち"している佐野マリア

東京オーヴァル京王閣のマスコットガールを始めて以来、競輪にハマったという彼女。前編では、そのきっかけや全国の競輪場の魅力を語った。

――競馬は最近女性にも人気ですが、競輪は珍しいですね。関わったのはお仕事が初めてですか?

佐野 そうです、競馬はやったことあったんですが、競輪は全然観たこともなかったです。東京オーヴァル京王閣のマスコットガール「OVAL ANGEL」になって初めて観ました。

――マスコットガールのときはどんなことをしてたんですか?

佐野 レース中、選手はチームのように並んで走るんですけど、それをラインと呼ぶんです。それで最初に"脚見せ"っていうラインを観客に見せる時に旗を振ってました。あと、入場の時。それ以外はレースが終わるまで待機です。

――レース本番はしっかり観られるわけですね。

佐野 動いちゃダメなので目の前しか見えないんですよ(笑)。だから落車やぶつかったりで、後ろからカシャンって音が聞こえると、その瞬間に「うわっ、誰だ!?」みたいな。


――振り向けないから気になりますね。

佐野 そう、もどかしいんですよ。でもバンクの中にいて、目の前で走ってるから、シャーシャー、タイヤの回転音が聞こえて楽しかったですよ。

――その時はまだハマってないわけですよね? 何がきっかけで競輪にどっぷり浸かったんですか?

佐野 京王閣のゴールドカップレースですね、年に一度の開設記念大会で、その年は熊本地震の復興支援大会でもあったので、選手がバンクに出てきて黙とうすることになったんですよ。

普段は入場くらいでしか選手を見ないので、その時初めてちゃんと選手を見たんですけど、その中で、ひとりだけキラキラ輝いている選手がいたんですよ! めっちゃカッコよかったんです!

――アイドルグループの中に"推し"を見つけたみたいなリアクションですね。

佐野 ホント、それです! その時の並び順を頭にめっちゃインプットして、とりあえず仕事を終えて控室に戻った後にすぐ調べました。そしたら平原康多っていう選手で、S級選手9人しか出られない「KEIRINグランプリ」に2008年からほとんど出ているトップ選手だったんですよ。


――競輪に関わってたら誰もが知るレベルの選手だったんですね。そこから競輪にハマっていったと。

佐野 そうなんです。ちなみに翌年も平原選手が同じ大会に出場していて、1位だったんです。「OVAL ANGEL」には勝利者インタビューの時に自転車を預かる役割もあって、他のコが受け取る順番だったんですけど、無理やり代わってもらいました(笑)。

――その時に何か声をかけたんですか?

佐野 他の選手と同じように「おめでとうございます」くらいですね。もう見られればいいんですよ! 近くで匂い嗅ぐ、ぐらいな感じで。

――匂い(笑)。

佐野 でも平原選手の優勝報告みたいなイベントがあって、プライベートで行ったんですよ。そしたら、私の横を通り過ぎるときに「お疲れさまです。京王閣の方ですよね?」って声かけてくれたんですよ! うわぁ! 覚えててくれたって感激しちゃって、もうずっとニヤニヤしてました。

『偏愛ガールズクエスト』第5回前編 佐野マリア。より抜粋(記事の全文は『週プレ プラス!』にて、会員限定でお読みいただけます)

★『偏愛ガールズクエスト』
【週プレ プラス!】+コラムにて毎週火曜日配信(会員限定)
https://www.grajapa.shueisha.co.jp/plus
*『週プレ プラス!』(30日間、税込1500円)は『グラジャパ!』で加入できるグラビアに特化したサブスクリプションメニューです。

●佐野マリア
1991年3月18日生まれ 鳥取県出身 
身長168cm B93cm W62cm H90cm 
○高校時代は春の高校バレー全国大会に出場した高身長のアスリート美女。2018年にグラビアデビュー。昨年は映画『大きい女の子は好きですか?』に出演するなど、女優としても活動。『あなたと温泉に行ったら...』(フジテレビONE、FOD) の北川温泉編、網代温泉編に出演
公式Twitter【Maria_s0318】
公式Instagram【@sanomaria0318】