「NIKKEI STYLE Men's Fashion×MEN'S EX共催『SUITS OF THE YEAR 2021』」が9日、都内で行なわれ、TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏が出席。3人はスーツの思い出を語ったほか、ビジネスマンの一面を見せた。
同賞は、「ビジネスや自分のフィールドで情熱を持ってチャレンジし、時代を変えていく才能や志を持つ人」を称える企画。今回はTOKIOのほか、ロッテホールディングスの玉塚元一社長、ユーグレナの出雲充社長、DOYAの銅冶勇人社長、バスケットボール女子日本代表であり、TRUE HOPEを運営する高田真希も受賞した。
今回の受賞に城島は「素敵な賞をいただき、ありがとうございます。3人でますます頑張っていかなきゃなと思っています」と挨拶するも3度ほど噛んでしまい、松岡からは「スーツを着て緊張してるんでしょう。噛み癖がとんでもないことに」とツッコみが。
しかし、城島のスーツ姿には「大人な感じ、社長としての風格も出てきた」と賞賛。一方、国分は「20代のころは2着で7000円、3着目はただのスーツを買ってましたよね」と振り返りつつ、「会社ができたときに、社長からスーツをプレゼントされると思っていたんですけど全然くれない。お願いします」と催促。城島は「今日、賞をいただいたので......」と濁し、会場を笑わせた。
受賞後のトークセッションでは、微細藻類を原料とするバイオ燃料を開発するユーグレナや、アフリカのスラム街を救うべく立ち上げられたアパレル企業・DOYAの社長がいることから、話題はSDGsに。
城島は「日本全国の農林水産の方々に知恵や技を教えていただいて、僕らがそれを受け継いで、次の世代の子供たちだったり、未来につなげていくことが自分たちの役割」と感慨深げにコメント。
そして、松岡は自身らの冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』に触れ、「人生の半分以上はそういった番組をやらせていただいた。触れ合う方々に教えてもらい、メディアというものを使って体験したものをリアルに伝えるっていうのが、これからのお子さんにもわかりやすく、お伝えできるのかなと。これからも体力が続く限りやっていきたいと思います」と番組の意義を語った。
また、高田から組織の関係性作りについてTOKIOに質問が。城島は「起業して会社を立ち上げて、コミュニケーションが大事だっていうことに気付かされていますね」と経営者としてアドバイス。
国分はTOKIOが長年続いている秘訣として「5人でやっているときから、個性を尊重するっていうのは変わっていない。個性をリスペクトすることが、ここまで続いているのかなって思います」と語るも「続いているって言っても3人になっちゃっているんですけど」と自虐で笑わせた。