『沖縄黒糖アンバサダー』就任イベント」が1月31日に都内で行なわれ、黒島結菜が登壇。故郷の名産である黒糖の思い出を明かした。

沖縄では江戸時代から各地で黒糖が作られてきたが、現在では伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島の八島のみにまで減少している。そんな黒糖をPRするため、今回、黒島のほか、サッカー元日本代表の高原直泰、沖縄出身・在住のアーティスト・HYがアンバサダーとして起用された。

黒島は「(黒糖の原料である)サトウキビのグリーンをイメージ」した衣装で登場。沖縄出身の黒島にとって、黒糖は日常にあったそう。

「おじいちゃん、おばあちゃん家に行った時には、必ずテーブルの上に置いてあったり。実家がキビ農家なので、どう育つか間近で見ていたり、収穫の大変さも見てきました。畑の休憩の間でも黒糖を食べていたり、身近な存在でした」と、黒糖が欠かせないものであると語った。


そして、4月からNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』でヒロインを務める黒島に、ドラマの内容にちなんで好きな沖縄料理の質問も。

「すごくたくさんあるんですけど、いま食べたいのは『フーチャンプルー』です。お麩の柔らかい感じが沖縄ならでは」と答えた黒島は、沖縄から食材を送ってもらい「沖縄そばをこないだ作ったり、それこそフーチャンプルーも作りました」と、沖縄を離れても故郷の味を楽しんでいることを明かした。

なかでも、黒糖を使った料理のオススメはラフテーだそう。「一番美味しいです。普通の角煮と違って黒糖と泡盛で作ると、風味やうま味が全然違ってすごく好き」と笑顔に。

さらに「最近ハマっているのは、コーヒーに黒糖を入れること。特に現場で集中したいときにやっています」と加えた。


イベントでは、黒糖のティラミスの試食をする場面も。黒島は食レポを期待されると「私、ホントに苦手で......頑張ります」と顔を手で隠して恐縮。

ひと口食べて笑顔を見せると、思わずふた口めにも手を伸ばした黒島は、「ホントにすごく! すごく美味しかったです!」と力強くコメントしたが、先に高原がコメントしたため、「高原さんが全部仰ってくれたので、何も言うことがなくて......」と苦笑い。


しかし、「黒糖はスイーツにも、料理にもちょっと入れたりすると何でも合います。バレンタインも近いので、黒糖を使ったチョコレートがあるといいかなと思います」と黒糖の魅力をアピール。

「黒糖はすごく好きなので、まずは撮影現場のみなさんにアピールして、身近な人から黒糖の輪を広げていけたらと思います」と、アンバサダーへの意欲を明かした。