ピップエレキバン発売50周年を記念して発足した「コリナイ・プロジェクト」の発表会が5月31日、都内で行なわれ、アンバサダーに就任したAKB48の倉野尾成美(くらのお・なるみ)と下尾みうが登場。"肩がコリにくい衣装"への期待を語った。
今回の「コリナイ・プロジェクト」は、コリない、めげない、諦めないをモットーに、日本人の国民病とも言われる肩や腰のコリをさまざまな視点で理解を深め、解決へと導くプロジェクト。
AKB48をアンバサダーに起用した理由について、ピップ株式会社代表取締役社長の松浦由治は「結成して16年、国民的アイドルでありながら、常に新しい挑戦を続けるその姿勢に強く感銘したこと」を挙げた。
ピップエレキバンの以前のイメージについて倉野尾は「商品名は知っていたんですけど、どうやって使うのかわからない」、下尾は「スポーツ選手や高齢層が使っているイメージ」と話す。コリについて聞かれると、倉野尾は「足や肩が気になっていて、コンサートとか、ステージに長く立っている時は疲れやすい」、下尾は「最近はダンス曲が増えてきたので、全身が疲れていますね。それとパソコン作業が増えて、姿勢が良くないので肩に来ます」とそれぞれ辛さを明かした。
実際にピップエレキバンを使った感想として倉野尾は「こんなにちっちゃくて大丈夫なのかなって」とサイズに驚いていたが、「ずっと使ってると、軽くなったなって感じました」と実感。下尾は「血行が良くなってる感じがして、かなり楽になりました。これからも使っていきたい」と気に入った様子だった。
今後の予定として「コリナイ・プロジェクト」から、肩がコリにくい衣装が作られるとのこと。そのために千葉大学の人間工学博士の下村義弘が、文化服装学院の80人の生徒たちに肩こりのメカニズムをレクチャー。それを受けて生徒たちがデザインを発表し、6月中旬にツイッターでアンケートを実施。秋には倉野尾と下尾がモデルとなって、完成した肩のコリにくい衣装が披露される。松浦は「AKB48の新しいユニフォームに!」との仰天プランも口にした。
倉野尾は「80人の学生さんに取り組んでいただいていて、責任重大だなと感じています」と引き締まった様子。下尾は「私も大学3年生で、同じ世代の方々が作った服を着られるのがうれしいです」と語った。
最後に倉野尾は「ピップエレキバンを自分たちのような若い世代にも伝わるように、コリナイ・プロジェクトを通して伝えていきたい」と話し、下尾は「50年間愛されているピップエレキバンが、これからも愛していただけるように尽力していきたいと思います」と意気込んでいた。