世界中が熱狂する「FIFAワールドカップカタール2022」。そして、1等・前後賞合わせて10億円が当たる「年末ジャンボ宝くじ」。この2大ビッグイベントを一気に楽しむ方法、それが「年末ジャンボ宝くじW杯攻略法」だ!
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■当せん確率が160倍アップする買い方とは?
今年は世界最大級のイベント「サッカーW杯」の開催期間(11月20日~12月18日)と、日本最大級のイベント「年末ジャンボ宝くじ」の販売期間(11月22日~12月23日)がほぼ重なって、日本は今、大興奮に包まれている!
そして、こうしたビッグイベントが重なるときは、お互いに何か影響を及ぼすに違いない。そこで、W杯イヤーの年末ジャンボの攻略法を宝くじ評論家の長利正弘氏に聞いた。
「4年に一度開催されるW杯。W杯イヤーの年末ジャンボ宝くじを調べたところ、1等賞金が6000万円だった頃の番号の万の位には偶数も奇数も出現していましたが、1等が億単位に跳ね上がった2002年以降は、数字の万の位は偶数だけ。組番号の1の位も偶数だけ。また、組番号の10の位は奇数が優勢という状況がずっと続いています。
従って『組番号10の位が奇数』『組番号1の位が偶数』『数字の万の位の数字が偶数』となる番号を連番で10枚入手できれば、1等の当せん確率は『2000万分の1』から『25万分の1』へと80倍アップします。
ちなみに、2002年は日韓W杯が開催された年です。何か因縁を感じます。
さらに日本代表がベスト16入りした2002年、10年、18年だけを見ると、数字の千の位もすべて偶数です。
この4つに当てはまる数字を購入して、日本代表がベスト16入りすれば、当せん確率は、なんと160倍アップするのです」
しかも、今年は年末ジャンボミニもお得だという。長利氏が続ける。
「今回の年末ジャンボ&ミニも含めて、今年発売されたジャンボとミニは10種類あります(バレンタイン、ドリーム、サマー、ハロウィン、年末×2)。その中で100万円以上の賞金が最も当たりやすいのが、年末ジャンボミニです。
1000万枚あたりの当せん本数を比べると、年末ミニが712本あるのに対して、それ以外の9種を合計しても616本しかありません。いかに100万円以上が当たりやすいかがわかると思います。
そして、今年のジャンボ&ミニの100万円の当せん番号を集計し、各ケタごとに最も出現回数が多い数字を並べると『106597番』と『176597番』になります。ですから、100万円を狙うなら、これに似た数字を購入するといいでしょう」
実は長利氏は、今年のサマージャンボ宝くじの1等を「組はゾロ目」「万の位は偶数」と予想していた。そして、実際の1等の当せん番号は「66組 188224」だった。見事に予想が的中していたのだ。この結果を見ると年末ジャンボも期待ができる。
■W杯も宝くじも戦術が大事!
一方で、W杯の注目日本人選手から年末ジャンボ宝くじを攻略しようというのが、長友佑都(ながとも・ゆうと)選手のモノマネで有名な芸人のアモーレ橋本氏だ。
「W杯も年末ジャンボ宝くじも、どちらも人生をかけた負けられない勝負ですよね。ですから、ここは日本代表選手の力を借りて、宝くじの当せんに近づきたいと思います。
まず、長友佑都選手(DF)は外せないと思います。W杯4大会出場の〝超人〟。キン肉マンでいうと完璧(パーフェクト)超人です。それぐらいすごいと思います。
しかも、長友選手はW杯出場に向けて髪の毛を金髪にしました。『スーパーサイヤ人になりたいと夢見た子供の頃を思い出し士気を高めた』と言っていますが、これでチームを鼓舞しようとしているんです。
W杯にのみ込まれないように盛り上げようとしている。そういう部分が素晴らしい。ちなみに僕も長友選手が金髪にした翌日に金髪にしました。
ふたり目の注目は、堂安 律(どうあん・りつ)選手(MF)。堂安選手は長友選手と関係が深いですし、初めてのW杯なので、そこにかける思いを注目したいです。
3人目は松木安太郎さん。〝居酒屋解説〟といわれていて、解説より応援がメインですが、W杯では、こういう応援が大事だと思います......あ、すみません。ちょっとパスをミスりました。
真面目な話をすると、3人目は三笘 薫(みとま・かおる)選手(MF)です。3月のオーストラリア戦では、終盤からの途中交代で2得点を挙げW杯行きを決めるなど、今、乗りに乗っていますよね。こういう勢いがW杯にも宝くじにも大事だと思います。
ということで長友選手の背番号『5』、堂安選手の背番号『8』、三笘選手の背番号『9』がキーナンバーになります。
例えば組番号を『05』にする。また、長友選手を右サイドに置いて、左サイドには堂安選手を入れた『85』や、三笘選手を置いた『95』もいいですね。
組番号ではなく、末尾を『05』『85』『95』にするのもいいと思います。
ただ、日本代表が予選リーグを突破してベスト16入りすると、ちょっと変わってきます。やはり、得点を決めた選手が注目ですよね。そうなるとFWの選手です。
前田大然(まえだ・だいぜん)選手(背番号25)、上田綺世(うえだ・あやせ)選手(背番号21)、浅野拓磨(あさの・たくま)選手(背番号18)などが気になります。そして、FWの選手だから、やはり末尾ではなく数字のトップの組番号で勝負したい。
こういうふうに自分の注目している選手や活躍した選手にちなんだ数字を買うと、なんかワクワクしますよね。それでいいんだと思います。だって、ハズレだとしてもいい思い出になるじゃないですか。そして、その宝くじをカタールW杯の記念として取っておくこともできる。
最後に宝くじのW杯用の買い方だけお伝えしましょう。売場の正面から真っすぐに行くのではなく、例えば左サイドからちょっと回り込むとか戦術を立てましょう......あ、またパスをミスりました? すみません」
長利式で買うか、橋本式で狙うかは君次第だ。
●アモーレ橋本
お笑い芸人。サッカー日本代表の長友佑都選手と同じ1986年生まれ。長友選手のモノマネで有名。また、サッカー日本代表のものまねユニット「ものまねJAPAN」の"選手兼監督"でもある