1月17日にスタジオジブリ公式ツイッター【@JP_GHIBLI】で『目玉焼きにはソースか醤油か塩かという議論が「目玉焼きは洋食なのでソースです」という宮崎さんのひと言で終了しました』と投稿され話題に 1月17日にスタジオジブリ公式ツイッター【@JP_GHIBLI】で『目玉焼きにはソースか醤油か塩かという議論が「目玉焼きは洋食なのでソースです」という宮崎さんのひと言で終了しました』と投稿され話題に

スタジオジブリの公式ツイッターで宮崎 駿が目玉焼きにはソース派宣言をして、にわかに注目が集まっている目玉焼き。永遠のテーマである目玉焼き論争の最新版をお届けします!

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■みんな大好き! 目玉焼き

1月17日、スタジオジブリの公式ツイッターに唐突に書き込まれた、宮崎 駿監督の「目玉焼きは洋食だからソースをかける」宣言。

過去幾度となく繰り広げられてきた目玉焼きに何をかける論争の最新事情を探るべく、20代から50代男性800人に話を聞いてみた!

結果、宮崎監督には申し訳ないが、1位は醤油。

「半熟の黄身をご飯にのせ、醤油をかけて混ぜながら食べる」(37歳・新潟県)

「醤油は万能調味料。卵かけご飯でも同じですが醤油が一番合う」(46歳・大阪府)

と、ご飯との相性がいいからという理由が多かった。

2位は塩こしょう、3位塩と続くが、意外にも〝何もかけない〟が4位にランクイン。その理由を見てみると。

「調味料を使うと卵の本来のうまみがわからない」(39歳・神奈川県)

という卵ラバーな答えだったり。

「皿が汚れるのが面倒」(37歳・埼玉県)

と、ただのズボラな理由だったり。

「ハムやソーセージと一緒に食べるので、その塩気だけで十分」(43歳・静岡県)

と合理的な理由も。

「血圧対策で塩分を控えたい」(49歳・千葉県)

という健康上の理由もあったりと、さまざまな意見が並んだ。

順位は次いで、5位中濃ソース、6位ウスターソースという結果だった!

続いて、地方別の回答に目を向けると、1位の醤油使用率に大きな差があることが判明。最も高率だったのは東北地方の80%。最も低かったのは近畿地方の40%と2倍も開いた。B級グルメに詳しいライターの中川哲司氏が分析する。

「東北地方は漬物にも醤油をかけて食べるほど、醤油文化が浸透しているので、この結果はうなずけます。

近畿地方が少ない理由として考えられるのは、ひとつ目に粉モノを中心としたソース文化が広がっていること。卵にソースをかけることに抵抗が小さいのかもしれません。

ふたつ目は、パン文化が広がっていること。総務省の2021年『家計調査』によると、パンの消費額1位が京都府、2位が兵庫県、3位が大阪府と近畿地方がワン・ツー・スリーを独占。パンに合わせるとなると、目玉焼きは醤油ではないのかもしれません」

ちなみに、47都道府県で醤油使用率が最も低かったのは滋賀県で16.67%。1位は塩こしょうで66.67%。塩こしょう支持者からはこんな声が。

「こしょうの風味があるとご飯でもパンでも合うから」(34歳・滋賀県)

とやはり、パンを意識した答え。中川氏が続ける。

「実は、先ほどのパンの消費額4位は滋賀県。朝食がご飯党とパン党で目玉焼きにかけるものは変わってくるのは間違いなさそうです」

続いては、宮崎監督オススメのソースに着目。

都道府県別のソース使用率1位は同率で兵庫県と高知県。

3位に香川県。5位に同率で滋賀県と静岡県という結果だった。近畿地方はわかるけど、四国地方が多いのは意外。中川氏が分析してくれた。

「これも総務省の2020年『家計調査』によると、ソースの消費額トップ5のうち四国が3県も入っています(2位愛媛県、4位香川県、5位徳島県)。瀬戸内海を挟んだ広島県(お好み焼きが名物)が消費額1位なので、その影響を受けているのかも。四国は隠れたソース文化圏なのです」

では、ここからは、少数派だけど絶対にウマイ変化球アレンジを聞いていくことに!

変化球アレンジ1 ぽん酢 変化球アレンジ1 ぽん酢

まずは、アンケートで2票入ったぽん酢

「アニメの登場人物がかけているのを見て、試したらウマかった」(32歳・京都府)

関西では、豚まんにぽん酢をかけることもあるようなので、プレーンな味の目玉焼きにもなじみそうだ。

変化球アレンジ2 ゆずこしょう 変化球アレンジ2 ゆずこしょう

同じく2票の意見でゆずこしょう

「辛くなり味が引き締まる」(32歳・大分県)

九州では刺し身などにもゆずこしょうを使うこともあるようで、目玉焼きにもマッチすることが想像できる。

変化球アレンジ3 おでんの素 変化球アレンジ3 おでんの素

プロの意見も聞いてみた! 『週刊プレイボーイ』本誌連載『激ウマ!! バカレシピ研究所』でおなじみ、B級フード研究家の野島慎一郎氏のオススメは?

「私のイチオシは、粉末のおでんの素。塩こしょうの要領でパラパラと振りかけるだけ。おでんのつゆがよく染み込んだ、ゆで卵のような雰囲気を一瞬で出せるので、ポイントが高いです」

変化球アレンジ4 ジンギスカンのたれ 変化球アレンジ4 ジンギスカンのたれ

飲食店で新メニューの開発に携わるフードアナリストの山口えりこ氏が和風味でオススメするのは?

ジンギスカンのたれです。焼き肉のたれより甘みが少なくキリッとしているので、卵の味もしっかり楽しめます」

変化球アレンジ5 オイスターソース 変化球アレンジ5 オイスターソース

山口氏が中華系のオススメも教えてくれた。

オイスターソースも合います。カキのうまみやほんのり漂う甘さが絶妙です」

変化球アレンジ6 ペペロンチーノソース 変化球アレンジ6 ペペロンチーノソース

野島氏が洋風アレンジで締めくくる。

ペペロンチーノのパスタソースはオリーブオイル+ガーリック+唐辛子の組み合わせなので、おいしくならないわけがない。ガーリックチップと唐辛子のふりかけが入っている商品ならそれも振りかけるとさらに激ウマ化します。

超変化球ですが、ピザポテトは手っ取り早くチーズとトマトの風味をトッピングできるので、粉砕して振りかけると調味料として有能。ザクザクとした食感も絶妙なアクセントになります」

変化球アレンジ7 ピザポテト 変化球アレンジ7 ピザポテト

さあ。それで結局、本題の「何をかけると一番ウマイか」というと......。なんでも受け入れる卵の力がスゴすぎて、答えは自分しかわからないとしかいえなさそう。永遠のテーマは令和になっても続いていく......。