エアコンの26℃設定なんて、言語道断?エアコンの26℃設定なんて、言語道断?
高騰が続く電気・ガス代が家計を直撃! おまけに今年は10年に一度の寒波でクソ寒いときたッ!! そこで、節約の達人が緊急集結。次元の異なる節約テクを教えてくれたぞ!

これまで初級編、中級編では手軽に取り入れられる節約術を紹介。最後に、日本一のドケチ芸人を自称するお笑いコンビ「シューマッハ」の中村竜太郎氏が、極端な節約テクをレクチャーしてくれた。

「まずはエアコンを使わないこと。僕は家でもダウンジャケットを着ているのですが、これさえあれば防寒はバッチリ。今年もまだ数日しか暖房をつけたことはないですよ」

いきなり高度な......。

「そもそもエアコンなんてせいぜいここ数十年の文化で、人類は寒いときには着込んで暖まってきたんですから。ダウンを室内で着るのに違和感を覚えるのって、常識にとらわれてるだけですよ。ちなみにダウンジャケットは、肌着の上に直接着るのが最も効率的だとされています。試してみてください、ポッカポカになりますよ」

日本一のドケチ芸人を自称する中村竜太郎氏日本一のドケチ芸人を自称する中村竜太郎氏
ほかにはどんな節約を?

「1日一回風呂に入るのも、常識にとらわれてると思ってます。冬は汗をあまりかかないから、1.5日に一回で十分。肌着やバスタオルも毎回洗う必要はありません。これでガス代・水道代が大幅に節約できます」

あのー、もうちょっとマネしやすいものはないですか?

「シャワーにせよ食器洗いにせよ、ボイラーの仕組み上、お湯って給湯器を切っても少しの間は出るんですよ。なので、お湯を使わなくなる少し前に給湯器を切るのがオススメです」

これは実践できるかも。ちなみに中村氏の普段の電気代はどれくらい?

「最近娘が生まれましたが、昨年までは妻とふたりで暮らしていて電気代が月1万円を超えたことはほとんどありません。一度だけ1万円を超えたときは落ち込みましたね。『家にいすぎたな』と反省し、やることがない日は図書館などの暖かい施設に行くようにしています」

ここまで徹底するのは難しくても、初級のものなら気軽に取り入れられそうなものも多く、それだけでも1、2割の節約にはなるはずだ。マネできそうな技から取り入れてみてください!

《「電気・ガス代」節約術 エクストリーム編》

1.家では毛布にくるまって過ごす 
2.家でダウンジャケットを着る 
3.入浴は1.5日に一回 
4.給湯を切ってもしばらくはお湯が出るので、シャワーなどではやや早いタイミングで給湯を切る 
5.肌着を毎日洗わない 
6.スマホの充電は出先で 
7.冬は食料品を冷蔵庫に入れずに外に置いて保存し、冷蔵庫の中の密度を適切に保つ 
8.夜はあまり照明をつけず、テレビなどを見て過ごす 
9.最寄り駅に着いたら、帰る前に必ず駅のトイレに寄って用を足す 
10.暖房をつけたくなったら、まずは腕立て伏せをする

※中村氏、節約アドバイザー・和田由貴氏、ポイ活情報に詳しいピン芸人・井上ポイント氏の取材を基に作成

●中村竜太郎
お笑いコンビ「シューマッハ」のメンバー。極度のケチで、節約術に精通する。最近第1子が生まれた際は、「マイナポイントがもらえる!」と歓喜