30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しく、ちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第64回のテーマは「女性が冷める瞬間」です。
【今週のお悩み】どんなにイケオジでも女性が冷めてしまうような行動って、何かありますか? 対策も一緒に教えてください!(39歳・会社員)
女友達と話していて「性格も外見も良いんだけど、◯◯なところが生理的にムリで......」なんて話、よく聞きます。
たしかに、どんなに素敵な男性であっても、女性が"百年の恋も冷めてしまう"ような瞬間ってあるんですよね(もちろん男性にもあると思いますが)。
1.クチャラー
"クチャラー"とは、食事のときにクチャクチャと咀嚼音(そしゃくおん)を立てて食べる人のこと。
先日、私のinstagramで「クチャラーと鼻ホジラー(鼻をほじる人)、どっちが許せない?」とアンケートをとったら、70%以上の人がクチャラーという結果になってビックリ。
「鼻をほじる人は見なければいいけど、クチャラーは目を逸らしてイヤホンをしていても聞こえてくることがあるからムリ!」というコメントに、なるほど~と思いました。
咀嚼(そしゃく)音が響いてしまう一番の理由は「口を閉じて食事をしていないから」。治すにはとにかく意識するしかありません。
噛み合わせが悪かったり、つねに口呼吸のために口が閉じず、音が出てしまう人もいます。「口が閉じにくいかも?」と感じる人は歯科で相談してみてもいいでしょう。
逆に、身近な人がクチャラーで「本人に気づかせたい!」というときは「あれ? 今日、鼻づまりですか?」と聞きましょう。「え、なんで?」と聞かれたらこっちのもので、「いつもは気にならないんだけど、噛む音がすごく聞こえるから!」とやんわり伝えると、相手を傷つけずに気づいてもらうことができますよ?
2.鼻ホジラー
私の友人で、彼氏が何度言っても鼻をほじるのをやめてくれず、「やめないなら別れるよ!」と言って、やっとやめてもらえたという子がいます。そのくらい癖になってしまうものなんですよね。
思いっきり指をつっこんでほじっている人はさすがにあまり見かけませんが、鼻をかいていると見せかけてほじっている人は割と目撃します。「バレてるからな~」と言いたいです!(笑)。
鼻ホジは、見た目の不快感もさることながら衛生的にもよくありません。鼻くそは空気中のホコリや雑菌が粘液(鼻水)で固まったもの。つまり雑菌のかたまりです。どうしても取りたくなったら、お手洗いに行き、ティッシュを使って取り除きましょう。
また、手についたウイルスや細菌を体内に取り込むことにもなるため、感染症予防的にもよくありません。
3.頭皮をかきむしってニオイを嗅ぐ
「ニオイを嗅ぐ」は我慢してもらうしかありませんが、そもそもかゆみがあるということは、頭皮が乾燥していたり、炎症が起きている可能性があります。
頭皮をかくと出てくるフケも、誰にでも少しはあるものですが、たくさん発生してしまうと気になりますよね。
そんなかゆみやフケが気になる人におすすめしたいのが、「キュレル」や「ミノン」などの乾燥・敏感肌用のシャンプー。洗浄力が強すぎず、抗炎症作用もあるのでフケやかゆみの改善が期待できますよ♡
<今週の教訓>その行動、意外と見られてるかも? 意識と適切なケアで、所作も素敵なイケオジに♡
福井セリナ(ふくい・せりな)
1994年5月23日生まれ 新潟県出身
○慶應大学薬学部卒で現役薬剤師のタレント。都内の調剤薬局に勤務しながら、タレント活動やコラム執筆などマルチに活動している。2022年4月より文化放送『カラフルブーケ』パーソナリティーを務める。
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