30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しく、ちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第71回のテーマは「夏までにお腹をなんとかしたい」です。

【今週のお悩み】日頃の不摂生のせいか、お腹のぽっこりがかなり気になるようになってきました。ジャケットを脱ぐと、ベルトに乗っかったぜい肉があらわに......。本格的に暑くなる前に、なんとかこのお腹を引っ込めたい!(38歳・会社員)

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薄着の季節になると、今まで隠れていたぽっこりお腹のシルエットがあらわになってしまうんですよね~。

夏本番になる前になんとかしたいという相談者さんの気持ち、わかります! 私もみなさんに、スタイルアップしたボディで堂々と歩いていただきたい!

そこで今回は、夏までにお腹を引き締めるためにぜひやってみてほしいことを4つ紹介します。

福井セリナがお腹を引っ込める方法を解説 福井セリナがお腹を引っ込める方法を解説

①漢方の「防風通聖散」を飲む

肥満や便秘の改善に効果がある漢方で、ドラッグストアにも置いてあります。

脂肪細胞を活性化したり、食事で摂った脂質の吸収を抑えたり、便通をよくすることで、肥満を改善してくれるという仕組み。

体質に合うかどうかで効果には個人差がありますが、食欲旺盛で、体力のあるメタボ体型の人に効果が得られやすいと言われています。

逆に虚弱体質だったり持病のある人は、症状が悪化してしまう可能性があるので注意しましょう。また、他にもお薬を飲んでいる人は飲み合わせによって副作用が出てしまうことがあるので、薬剤師に相談してくださいね!

②お水をたくさん飲む

お水をたくさん飲むと、体に栄養を行き渡らせたり、老廃物を体外に排出したりする基礎代謝がアップします。

基礎代謝が上がる=痩せやすい体になるので、1日の中でこまめに水分を摂るようにしましょう。一般的に、1日に1.5~2リットルは水分摂取が必要だと言われています。意識してみてくださいね♡

水って1日にどのくらい飲んでますか? 水って1日にどのくらい飲んでますか?

③通勤中に階段を使う

朝に軽い運動をすると、その1日の代謝を高めることができ、効率的にやせ体質に。「通勤中に1駅分歩いてみて」と言いたいところですが「忙しい朝の時間にそんな余裕ないわ」って人が多いと思います。

そこでおすすめなのが、通勤中にいつもエレベーターやエスカレーターに乗っていたところを、階段に変えてみること。呼吸が乱れないくらいの無理のないペースで大丈夫です。下半身の筋肉を使うことで脂肪燃焼につながりますよ!

④プランクひねりをする

夏までにお腹を引っ込めたいなら、ダイエッターに人気の「プランク」よりもさらに効果の高い「プランクひねり」を1日20回×2セットやってみましょう。これは、マジで効きます!

1.うつぶせの状態で、両ひじと前腕、つま先を地面に付けます。頭からつま先までが一直線になるよう意識しましょう。これが「プランク」の体勢です。

プランク

2.ゆっくりと体をひねり、お尻の横側を床に左右交互に近づけます。このとき、べったりと床にくっつけるのではなく、スレスレのところで止めるのがポイントです。まずは右、左、右、左(これで4回)を20回頑張ってみましょう!

プランク

<今週の教訓>プランクひねりはマジで効く! 夏までにぽっこりお腹を引き締めて、モテおじに♡

薬剤師・福井セリナ

●福井セリナ(ふくい・せりな)
1994年5月23日生まれ 新潟県出身
○慶應大学薬学部卒で現役薬剤師のタレント。都内の調剤薬局に勤務しながら、タレント活動やコラム執筆などマルチに活動している。2022年4月より文化放送『カラフルブーケ』パーソナリティーを務める。
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