30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しく、ちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第81回のテーマは「口元の老化」です。
【今週のお悩み】ふと窓ガラスに映った自分を見て「あれ、オレってこんな顔だったっけ?」と感じました。前よりも明らかに口角が下がっているし、鼻の下も伸びているような......。老化なのか、マスクのせいなのかわからないけど、どうにかしたい!(42歳・会社員)
長い長いマスク生活で顔が老けてしまったという人、確かに多いみたいです。
その原因はズバリ、表情筋の衰え!
マスクをしていると顔を動かしづらいので、大きな口を開けたり思いっきり笑うことが少なくなりますよね。普段は人と話すときに意識して顔を作っていた人も、知らず知らずのうちに省エネな顔の動きになってしまいがちです。
そうすると顔にびっしりと張り巡らされた表情筋の力が弱くなり、老けやたるみの原因になってしまうんです。
そこで今回は、表情筋を動かして鍛えるストレッチを紹介します! じつは私もマスク生活でほうれい線が気になっていたんですが、このストレッチを始めたらかなり良くなりました。
1.まずは表情筋をほぐす
使っていない筋肉は、肩こりと同じようにこり固まってくるので、まずはほぐすことが大切。
お肌に摩擦は大敵なので乳液などを塗った状態で、眉頭、こめかみ、頬骨の下、あごのラインを指の関節の固いところで押していきます。
「イタ気持ちいい」くらいの力加減で押すのがコツ。手が疲れる......という人には「かっさプレート」がおすすめです。ネットで1000円以内で買えますよ~。
表情筋は頭皮にまで繋がっているので、余裕があれば頭皮のほうまでマッサージしてみましょう。顔全体のリフトアップにつながりますよ♡
2.大きな口を開けて「あ、い、う、え、お」
思いっきり口を開けて「あ」「い」「う」「え」「お」とゆっくり顔を動かしましょう!
これはなかなか人前ではできないと思うので、トイレの個室の中や、おうちでのテレビ鑑賞中など、ふとしたときにやる習慣をつけておくといいと思います。
<今週の教訓>口元の老化は顔面マッサージ&ストレッチで良くなる!"マスクをとってもイケオジ"が理想♡
●福井セリナ(ふくい・せりな)
1994年5月23日生まれ 新潟県出身
○慶應大学薬学部卒で現役薬剤師のタレント。都内の調剤薬局に勤務しながら、タレント活動やコラム執筆などマルチに活動している。2022年4月より文化放送『カラフルブーケ』パーソナリティーを務める。
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