『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎（のじま・しんいちろう）さん。今回の"バカレシピ"は、湖池屋ストロングの濃サワークリームオニオンにスパイシーモスチーズバーガーとモスのチリディップソースをぶっ込んだ「スパイシーモスチーズのシャカシャカポテト」！
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【今回の食材】
・スパイシーモスチーズバーガー（モスバーガー） 1個
・チリディップソース（モスバーガー） 1個
・湖池屋ストロング 濃サワークリームオニオン（湖池屋） 1袋
・ペヤング ソースやきそば（まるか食品） 1個 ※お好みで
野島 いやー暑い!! ちょっと今年は暑くなるの早すぎだろ!!
助手 すでに夏バテ気味ッス！ 蒸し暑さを吹き飛ばすバカレシピでも作ってくださいよ！
野島 暑いときに料理なんて無理！ キンキンに冷えたビールで現実逃避するしかない。今からビアガーデン行くぞ！
助手 職場放棄とかどんな立場だ!! せめて簡単おつまみでも作ってみたらどうスか？
野島 じゃ、アレを作ってみるか。ドリトスの袋にサルサソースとかトマトとかチーズあたりをぶっ込んで作る「ドリロコス」というメキシコのB級グルメが前にネットで話題になったんだけど、日本のB級フードで作ったらもっとウマくなるに決まってるんですよね。で、今回用意したのが湖池屋ストロングの濃サワークリームオニオン。
助手 このシリーズ、ハードな食感と濃厚味で激ウマッス！
野島 この中にスパイシーモスチーズバーガーとモスのチリディップソースをぶっ込みます。食材調達がモスで完結するからめちゃくちゃ楽なんですよ。
助手 確かに。しかも肉、トマト、チーズ、ハラペーニョにチリソースとか、完璧じゃん！
（１）カット！ スパイシーモスチーズバーガーを解体し、チーズが付着したパティ、トマト、ハラペーニョを細かくカットする。トマトは刻みすぎて水っぽくならないように気をつけよう
（２）入れる！ 湖池屋ストロングの袋を開け、細かくカットした（１）すべてとバーガーのソース、チリディップソースをすべて投入。バンズは使わないが、完成した料理を挟んで食べても激ウマ
野島 具材を細かくカットし、ソースも含めポテチの袋に全部ぶっ込みますよ。グチャーッ！
助手 ウゲッ、見た目はマジ最悪ッスね。食い物とは思えん！
野島 そう、まるでボットン便所のタンクのよう！
助手 そういうたとえは入れねーでいいんだよ!! 早く作れ!!
（３）シェイク！ 袋の開いた部分をしっかり握り、飛び散らないように気をつけながら激しくシャカシャカとシェイクしよう。よく混ざったら皿に盛りつければ完成。酒が進む絶品おつまみだ！
野島 あとは激しくシャカシャカしたら完成。爽やかなサワクリ味にトマトソースやチーズのうまみ、チリソースやハラペーニョの辛みが混ざり、極悪級のビール泥棒に仕上がります。
助手 うおっー！ これマジウマッ!! これだけ混ぜてもポテチのハード食感が保たれてるのが最高ッスね。超贅沢なディップポテトだ！
（５）カスタム！ 時間の経過とともに食感が少しずつしっとりしてくるが、それはそれでマッシュポテトのようでウマい。ペヤングにトッピングするとあまりにもガッツリ贅沢なウマさに大進化！
野島 この猛烈なうまみと適度な辛みの繊細な調和は日本食じゃないと実現できません。ちなみにこれ、しっとりしてきたらマッシュポテトに食感が近くなるので、ペヤングにトッピングして食べるのもオススメですよ。
助手 ヤベーッ!! 公式の限定ペヤングなんて軽く超越するウマさだわ!! ペヤングに足したら確実にウマい素材のフルコース！ ポテチでボリュームがかさ増しされるのも最高ッス！
野島 だよな～！ 次は獄激辛のペヤングにもぶっかけてみるか。これこそ夏バテなんて一瞬で吹っ飛ぶだろ！
助手 さすがにそれは罰ゲームすぎますわ！
●野島慎一郎（のじま・しんいちろう）
ライター、マンガ家、B級フード研究家。独創的な料理を続々と開発している。著書『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』（宝島社）。YouTube『のじまちゃんねる』
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