30代、40代、50代......。少しずつたるみ、衰えていく体に戦々恐々とする日々。そんな後ろ向きな毎日を打破するべく、日本一美しくちょっぴりSな現役薬剤師・福井セリナが、あなたの体のお悩みを解決します! 第95回のテーマは「二重顎をなんとかしたい」です。
【今週のお悩み】最近、二重顎がかなり気になってきました。竹野内豊さんのようなシュッとした顎になりたい!(会社員・40歳)
若い頃、どんなにイケメンだった人でも、年を重ねるとフェイスラインがぼやけてきたりしますよね。
単純に体重が増えているなら余分なお肉が顔についているのが原因なので、まずは痩せることからはじめましょう。でも太ったわけじゃないのに顔まわりが......という人は、お顔の筋肉が衰えているせいかもしれません。
あの竹野内豊さんと同じような顎のラインに! というわけにはいかないかもしれませんが(生まれながらの骨格もあるので......)、できるだけ若い頃のようなシュッとしたラインに近づける方法を紹介しますね。
①頭皮マッサージ
頭と顔はつながっています! 頭皮の血流が悪くなると顔のたるみにつながるので、お風呂上がりなどに指の腹やゲンコツで頭皮全体をぐりぐりとほぐしましょう。
頭皮の下の筋肉をほぐすようなイメージでマッサージしてください。シャンプーブラシを使うと手が疲れないし、気持ち良いですよ♡
②あいうえお体操
両手をクロスして鎖骨あたりにおき、首筋を伸ばすようにして上を向き、思いっきり表情筋を使って「あ、い、う、え、お」とゆっくり顔を動かしましょう。
首をほぐし、血流を良くすることで顎のむくみやたるみを解消します。
胸においた手は少し下方向に負荷をかけるようにするのがポイントです。
③胸鎖乳突筋をほぐす
胸鎖乳突筋とは、後頭部から耳の後ろを通って鎖骨につながっている筋肉のこと。真横を向いたときに浮き出る筋と言うとわかりやすいかもしれません。
そこを上から下に優しくつまむようにして、もみほぐすだけ。やってみると気持ち良いですよ♡
血液やリンパの流れが良くなるので、フェイスラインに肉がついたり、たるんだりするのを防げますよ。
以上の3つの方法はスマホやパソコンによる首・肩のコリにもおすすめです!
ぜひ、お風呂上がりやテレビを見ているとき、また日中ならデスクワーク中やトイレの個室の中など、日常の中に取り入れてみてくださいね。
<今週の教訓>顎をシャープにしたいなら、フェイスラインとつながっている首や頭皮のコリを徹底的にほぐそう
●福井セリナ(ふくい・せりな)
1994年5月23日生まれ 新潟県出身
○慶應大学薬学部卒で現役薬剤師のタレント。都内の調剤薬局に勤務しながら、タレント活動やコラム執筆などマルチに活動している。文化放送『カラフルブーケ』パーソナリティーを務める。漢方薬局「太陽堂」アンバサダー
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