海外にも存在する花粉症! 海外にも存在する花粉症!

今年も花粉の季節が到来! 日本の「国民病」ともいわれる花粉症だが、実は海外にも存在するのをご存じだろうか。

事実、日本でおなじみのスギ、そしてイネとブタクサによる花粉症は「世界三大花粉症」とも呼ばれており、さらに多くの花粉症が存在する。花粉症のある外国で暮らす人々に当地の花粉症対策を聞いた!【世界と日本の「花粉症」最前線③】

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■サーフィンで鼻うがい!(ニュージーランド)

南半球でも花粉は飛んでいる。しかし、ニュージーランドに住む栗原さんは、花粉の種類は日本ほど把握されていないと語る。

「ニュージーランドでは、私や周りを含めて花粉症の人は多くいます。ただ、日本のように自分がなんの花粉症なのかわかっている人はあまりいない印象です。

日本では春のスギ花粉がメインかと思いますが、こちらは年中さまざまな花粉が飛んでいて、私の場合は8月から、友達は4月からなど、人それぞれ症状が出始める季節が違ったりします。たまに花粉の種類一覧などを目にすることはありますが、あまりなじみのない名前が多く、みんな把握していない気がしますね」

サーフィンが盛んな地域に住む栗原さんは、ご当地ならではの対策を語ってくれた。

「ニュージーランドでも花粉症対策の錠剤や鼻スプレーは売られていますが、日本ほど種類は多くありません。私の場合はサーフィンが効果的です(笑)。

サーフィンをしているとよく海水が鼻に入るんですが、海から上がって鼻から海水が出てくると、不思議なほどスッキリするんです。私の場合、症状がピークに達する10月頃はサーフィンの時期でもあるので、助かっています(笑)。周りのサーファーも、サーフィンの対花粉症効果に気づいている気がしますね」

レジャーと花粉症対策が両立できるとは! 海沿いにお住まいの方はぜひご検討あれ。