今年で発売から70周年を迎える横浜名物、崎陽軒のシウマイ弁当。おかずが多彩で食べ方や楽しみ方が無限に広がり、ファンも数多い。というわけで、この節目にあらためて、著名人ラバーたちに「こだわりの食べ方」を聞いてみた! 2回目はウルフルズのギタリスト、ウルフルケイスケさん!
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■切り昆布と千切り生姜をごはんにかけてスタート
シウマイ弁当は12、13年ほど前、品川駅で買ったのが初めて。大阪出身ということもあってそれまでは食べたことがありませんでした。
主菜のシウマイはもちろん、もちもちのごはんがとてもおいしい。副菜を含めトータルのバランスがとてもいい。いつも安定した味で魅了してくれ、伝統の黄色いパッケージにも惹(ひ)かれます。
食べ方は、まず切り昆布&千切り生姜をごはんの上にちらす。次はシウマイに辛子をひとつずつ全部にのせる。余ったら鮪の漬け焼にも辛子をのせる。そして、シウマイにしょう油をかける。シウマイ全部に満遍なくかけた後、余れば鶏の唐揚げ、玉子焼きにもかける。バランスがよく考えられていて、しょう油と辛子、シウマイの3つがそろって味が完成するといつも思う。
食べ始めは一番上のシウマイ、次に左下のごはん、そして筍煮。途中からは副菜も交えバランスよく食べる。ラストはごはん、シウマイで終わるように食べます。
こだわりは、温め直さずそのまま。冷えてるほうがシウマイ、ごはんの味がよく感じられておいしいんです。
●ウルフルケイスケ
1992年ウルフルズのギタリストとしてデビュー。現在はソロ活動をしており、日本全国津々浦々を弾き巡る。2020年の『有吉反省会』で、崎陽軒のシウマイが好きすぎることを反省した