ミツカンから2月に発売された「LOVERZたれつゆ にんにく醤油」がニンニクガツン味で超ウマイ! 最高に楽しむべく、何にかけると合うのかを探求してみた!
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■ニンニクガツンの最高調味料!
男の調味料が新たに誕生した。ミツカンから2月に発売された「LOVERZたれつゆ にんにく醤油」(以下、たれつゆ)。ニンニクのパンチが利いていてとにかくウマイ! 飲食店の新メニュー開発などに携わる飲食トレンドリサーチャーの山口えりこ氏はこう評する。
「つぶつぶのニンニクが存在感抜群。ひと口目はガツンとくるのですが、鶏がらだしがベースになっているため、ニンニクや醤油の味に何層もの深みをつくり出しています。また、粘度もそれほど高くなくサラッと軽いため、かける、混ぜる、漬けるなど使いやすいのもうれしい特徴です」
パッケージの食べ方説明にも「1人前に大さじ2杯を目安にいろいろなメニューにかける」と書かれているので、コンビニで気軽に手に入るものにいろいろかけて合うものを探してみた。
まずは炭水化物にかけてみよう!
提案してくれたのは、年間1500種類以上のコンビニ商品を食べるコンビニグルメ研究家のいぬきち氏。
ざるそば 後味にニンニクの風味が残る、パンチ感あるつゆに変わる
「ざるそばのつゆに大さじ2杯入れることで、サッパリとした味わいのそばつゆが、後味にニンニクの風味が残るパンチ感あるものに変わって、一気にジャンク感が出ます。箸が進みますよ。
欧風カレー ルウにたれつゆをかけて混ぜることで一気にコクが出る
欧風カレーもオススメ。カレールウにたれつゆをかけて混ぜることでコクが出ます。ニンニクの味わいがよく合っていて、正直なところカレーには毎回使ったほうがいいのではと思うレベルで本格的なものに変わります。
試しにバターチキンカレーにも使ってみましたが、こちらはバターの風味が消えて、酸味が強くなりおいしくなかったので、一般的な欧風カレーに使いましょう。
ここまで使ってみると、たれつゆは固形物よりも流動状の食べ物になじみやすいのではと思って、中華がゆにもかけてみました。だしの風味はぼやけてしまいますが、しっかりパンチのあるおかゆになります。味変として途中で、大さじ2杯程度入れるのがベストだと思います」
なんと、パンにも合うという。いぬきち氏が続ける。
マーガリン入りバターロール パンを水平に切り、小さじ1杯程度をかけてトースト
「惣菜パンの中にはニンニクの風味がついているものもあるので、マーガリン入りバターロールにかけてみました。バターロールを水平に切って小さじ1杯程度をかけてパン生地に含ませます。
そのままだとパン生地がべチャッとしてしまうので、トースターで加熱するのがいいでしょう。味はガーリックバタートーストといった感じです。ただし、かけすぎると味が濃くなりすぎてしまうので少しがベストです」
ほかの調味料と合わせることで、新調味料を生み出す楽しみもあると語ってくれたのは山口氏。
マヨネーズ ニンニクの粒感も感じられる超万能なニンニク醤油マヨに
「マヨネーズ9:たれつゆ1で混ぜ合わせると超万能なニンニク醤油マヨになります。ニンニクの粒感がいいアクセントになり、野菜スティックなどにディップすると無限に食べられそうな勢いです。また、焼きそばや焼きうどんに添えてもめちゃくちゃおいしくなります。
そして、意外な組み合わせでありながら、超オススメなのが蜂蜜。〝みたらしあん〟のような味になります。
基本的には、蜂蜜9:たれつゆ1を混ぜて作成。割合にとらわれず、蜂蜜を薄めていくようなイメージで自分の好みの味になるまで、味を見ながら少しずつ加えていくのがオススメです。
急に甘いものが食べたくなったときは、冷凍ご飯をレンチンして砂糖をまぶして丸くし、蜂蜜ニンニク醤油をかけて食べましょう。〝甘いものを食べたい欲〟を満たすことができます」
■いろんな惣菜にピッタリ合う!
続いては、おかずにもおつまみにもなる惣菜編! いぬきち氏がオススメしてくれた。
炙りしめサバ サバ自体につゆをかけると臭みが消えておいしくなる
「炙りしめサバはイチオシです。たれつゆを醤油に入れても、ただ醤の味が濃くなるだけですが、サバ自体にたれつゆをかけるとサバの臭みが消えて一気においしくなります。
酸味もかなり消えてしまいますが、それも気にならないくらいに炙りしめサバの新しい食べ方といった感じで、苦手な方でもおいしく食べられると思います。
おつまみカニカマにも合います。マヨネーズの滑らかな味わいに深みが増して、最後にニンニクの風味が残るといった感じで、お酒のおつまみとしてピッタリです。ただ、こちらも入れすぎると塩味が強くなるので、少しずつ入れながら調整するのがいいでしょう。
サンマのかば焼き缶詰 甘めの缶詰のタレにキレが増して本格的な味わいに
お酒のおつまみとしては、サンマのかば焼き缶詰も優秀。缶詰のタレは甘めですが、このたれつゆを加えることで、味にキレが増して本格的な味わいになります。
ちなみに、甘辛味との相性がいいのかなと思い、すき焼きと肉じゃがも試してみましたが、あまり合いませんでした。すき焼きは味が濃くなって、本来のおいしさがなくなります。肉じゃがも同様です」
山口氏がオススメしてくれたのはこちら。
焼き餃子 酢醤油、酢こしょうなどに次ぐ、新たなつけダレとして
「焼き餃子につけて食べましょう。酢醤油、酢こしょう、ラー油醤油といろいろな餃子のタレがある中で『たれつゆにつけて食べる』が新しい選択肢となりそうな予感です。個人的にはニンニクチューブで〝追いニンニク〟をして、ガッツリ白米と一緒にいただくのにハマりました。
ポテトサラダ そのままかけても、敷き詰めたキャベツに染み込ませても良し
ポテトサラダにたれつゆをそのまま少しずつかけて、お好みの味に調整していくのもおいしい食べ方。さらにオススメしたいのは、たれつゆをかけて味を染み込ませた千切りキャベツの上にポテサラをのせること。サラダチキンとの相性もいいので、組み合わせるとタンパク質もしっかり取れて1食分の満足感が得られる万能サラダになります」
最後に、こんな意外な組み合わせも山口氏が紹介してくれた。
豆大福+蜂蜜 蜂蜜とたれつゆを混ぜたものに豆大福をディップ。絶妙な甘辛味に
「豆大福に、先述の蜂蜜+たれつゆの蜂蜜ニンニク醤油をつけていただきます。上からかけると垂れてしまうので、豆大福を包丁で3、4等分、ひと口サイズに小分けしてから蜂蜜ニンニク醤油をディップするようにしてつけて食べるのがオススメです。絶妙な甘辛味になります」
皆さんもぜひ、この男の調味料を購入していろいろお試しあれ!