女子は特に「共通の知り合い」のゴシップが大好物。そこに秘密はないと思ったほうがいい

女子会では定番だけど、男の前では話さない鉄板ネタがあるという。それは、「しつこくて強引な男」の話題だ。誰にどれくらいしつこく誘われ、いかにそこを切り抜けたかを事細かに報告し合っているのだ。

そこで本誌は、彼女たちの本音を調査。以下、女子たちがよく遭遇(そうぐう)しているシチュエーションと、その切り抜け方を並べてみよう。●なかなか帰してくれない場合

01「明日、友達の“バースデー”なの」

「『友達のバースデーだから、24時ぴったりにお祝いしてあげなきゃ!』と言うと、だいたいその日の23時にはバイバイできる。日付が変わる前に帰りたい場合は、いつもコレを使ってます」(26歳・人材)

02「明日、親とご飯なの」

「“親”を理由にすると、だいたい早めに帰してくれます。しかも『家族を大切にするコ』という印象も与えられるから、この言い訳は使える!」(27歳・エンジニア)

03「ペットにエサあげなくちゃ」

「“ペット”を言い訳にすれば絶対に帰してくれる! なかなか聞いてくれない人には、『エサあげないと死んじゃう』って。まあ、実はうち何も飼ってないんですけど(笑)」(30歳・メーカー)この言い訳は「しつこい食事の誘い」にもよく使われるらしい。

04「この後、先約があって……」

「デートの当日、会う前に次の予定があることを伝えておく。誘われた段階で言ってしまうとリスケ(スケジュール変更)になるし、当日会ってからだと失礼な女だと思われちゃうから。デートの誘いよりも前に決まっていたと伝えるのが大切です」(24歳・IT)

05「明日の朝早いの」

「『何時から?』と聞かれたら、『早朝からゴルフ』や『日帰りで旅行』など、朝早く出発しなければいけないことを強調します。『しかも、車の運転しなきゃいけないの』と言うと、お酒も飲まなくて済むから便利」(25歳・ゼネコン)

06「もう少し一緒にいたいけど……」

「期待を次回にシフトさせる」方法その①。うつむき加減で、とにかく悲しそうな顔をすることがポイントらしい。「別れ際の言葉と表情でだますイメージ。デートが楽しくてもつまらなくても、また会いたい気持ちをアピールして好意はあるように思わせます」(28歳・メーカー)

「送るよ」としつこい場合は?

07「今度はもっと長くいられるから」

「期待を次回にシフトさせる」方法その②。「次は時間無制限で一緒にいられることをなんとなーく伝えれば(ウソだけど)、男性はウキウキして帰ってくれる(もちろん、次回なんてないけど)」(23歳・広告)

08「今日はホントに楽しかった!」

「期待を次回にシフトさせる」方法その③。「バッグを持ってすぐに席を立つと、男性側に一切止める余地を与えず、しれっと帰れる。別れ際にデートを満喫したと笑顔で言えば、とりあえず男性も喜んでくれるし、さらに相手が見えなくなるまで笑顔で手を振ってあげれば『俺のこと好きかも』と勘違いさせておけます」(28歳・IT)

09「次はいつ空いてる? 埋め合わせさせて!」と自分から誘う(フリ)

「期待を次回にシフトさせる」方法その④。会う日は絶対に決めないのがポイント。「今日は早く帰って申し訳ないと思っていることを伝える。もし具体的な日付を言ってきたら『後で予定確認して、連絡するね♪』と濁す」(25歳・アパレル)

●「送るよ」としつこく言われた場合

01「寄るとこがあるから大丈夫!」

「『薬局で買い物』とか『友達の家に忘れ物を取りに行く』とか言って、なんとかごまかす。ただ、あまりにも遅い時間にこれを言うと遊んでる女と思われたりするので注意です」(26歳・人材)

02「○○さんが帰るのが遅くなっちゃう」

気遣い上手をアピールしつつ、断るテクニック。「家に上がり込まれたらイヤだから、絶対に送らせない。それでもしつこく食い下がってくる男性がいたら、笑顔で『じゃあ、次回は送ってください♪』と言って、さっさと帰る」(24歳・IT)

■「腰に手を回されたり、手を握られたりと過度なスキンシップ」の場合?は明日配信予定!

(取材・文/菅野光紗)