女子会では定番だけど、男の前では話さない鉄板ネタがあるという。それは、「しつこくて強引な男」の話題だ。誰にどれくらいしつこく誘われ、いかにそこを切り抜けたかを事細かに報告し合っているのだ。

そこで本誌は、女子たちの本音を調査。以下、女子たちがよく遭遇しているシチュエーションと、その切り抜け方を伝授するシリーズ最終回。

●壁ドンなど、キスを迫られた場合

01「まだ早くない……?」

「期待を次回にシフトさせる」方法その⑤。「お預けしたように見せれば、男性からの印象が悪くならずに済むので。ただ、よく顔を合わせる関係だと何度も迫られる恐れもあるので、その場合ははっきりイヤと伝えます」(29歳・薬品)

02 下を向いて「恥ずかしい」、または「誰かに見られちゃう」

「期待を次回にシフトさせる」方法その⑥。「下を向いて『今はダメ』とか『今度ふたりっきりでね♪』と言って断れば、その場は我慢してくれることが多い(もちろん、今後ふたりで会うことなんてない)。ただし、仕事関係の人や身近な男性に言ってしまうと気があると思われて後々面倒なので、キッパリ断る」(28歳・メーカー)

03「こらこらこら(笑)」と冗談っぽく

「その後の付き合いを考えて冗談っぽく断れば、関係をそれほど傷つけずに済む。ただし、冗談が通じない男性や、それでもやめない男性の場合には強く拒絶するしかない」(25歳・ゼネコン)

04「付き合ってないとそういうことできない」

「相手に誠実さを求めると、だいたいの人はやめてくれます。こちら側もガードがゆるい女だと思われずに、きちんとした女性だという印象を与えられるし。それでも無理やりされたら通報するしかない(笑)」(25歳・アパレル)

いかがでしたか? このように、男性を傷つけることなく誘いをかわすために女性は結構大変なんです。自分の評判を下げず、お互いの関係性を崩さないためには、はっきり言葉に出さず行動や態度でなんとなく伝えなきゃいけないので。男性が気づかないところで、実は女性も苦労してるんですよ……。ムカつく内容も多々あったかと思いますが、登場したOLたちを代表し、この記事を担当した私、スガノが弁明させていただきます。

(取材・文/菅野光紗)