ゲームにハマる女子と仲良くなるには? 写真は人気メダルゲーム『フォーチュントリニティ2』をプレイする女子

男子のたまり場のイメージがあるゲーセン。そんな場所に今、女子たちが集まっているという。

女子ウケするゲームも増えているようだが、この歓送迎会シーズン、2次会でも使えるゲーセン最新事情をご紹介!

ゲーセンで婚活のストレスを発散中の週プレ本誌スタッフ・オブチ(真性童貞・27歳)。

オブチ「ふと思ったんですけど、最近のゲーセンって若い女子が多いんですね!」

見ると、確かにプリクラやUFOキャッチャー以外にも女性のみのグループが多数。…一体、なぜ!? 解説してくれたのはモテ小技の天才・お笑い芸人の石橋哲也氏。

石橋「『女子力』という言葉が浸透した反動で、最近の女子たちは〝女らしい行動〟を意識することに疲れ、ガード下の居酒屋や競艇場など〝男的な場所〟に集まってきています。その流れで、男的なイメージのあるゲーセンにも女のコが急増中。さらに、最近はそんな女子にウケるゲームも続々登場していて女子率が高まっているんですよ!」

とのこと。この現象を出会いに生かさない手はない!!

オブチ「ゲーセン女子に声かけなんかできるんすか!?」

石橋「暇な時間にカラオケやマンガ喫茶でなくゲーセンという開かれた空間を選ぶのは、社交的な証(あかし)。話を聞いてくれる可能性は高いです!」

どんなゲームをしているコが声かけやすい?

石橋「可能性が高いのは『ディズニー ツムツム(アーケード)』! LINEゲームとして女子の間で人気の『ツムツム』を巨大タッチパネルでできるというものです。かわいいゲームなので、勝負を申し込んでも警戒されにくいですよ! さらに、このゲームには〝ガチャ〟もついており、400円でキャラクターマスコットを購入可能。事前に手に入れておき、『負けたら、これあげるから!』と交渉すれば、ツムツムファンのコは受け入れてくれるはずです」

また、他にも押さえておきたいゲームがあるという。

石橋「小さな個室に入り1曲100円でカラオケできる『ちょいKARA』も押さえておいてください。街で出会ったばかりのコをいきなりカラオケボックスに連れていくのはハードルが高いですが、『ちょいKARA』に入ろうか迷っているコに声をかけてサクッと1曲だけという形であれば、成功率はぐんと上がるはず。狭い個室で一緒に歌えば、たとえ1曲でも距離感が縮まりますので、そのままカラオケに流れましょう

定員3名の小さな個室の中で、1曲100円でスタンディングカラオケを楽しめる。しっかり防音されているため、ミュージックマイクの音量は十分。Suicaでの支払いも可能

飲み会や合コンの2次会でふさわしいのは?

続いては、デート中などに女子をゲーセンに連れていき、楽しませる方法について。

オブチ「まだそこまで親しくなれてないコとも、ゲーセンってありですか?」

石橋「もちろん! そのような相手とぜひプレイしてほしいのは『maimai PiNK(マイマイ ピンク)』! リズムに合わせて円形のタッチパネルを触るだけという、女性も楽しみやすい新感覚の音ゲーです。ふたりで横に並んで同じ動きをすることになるので、一体感が生まれますよ。最も簡単なレベルの曲を選び、勝ち負けよりも一緒に同じ目標をクリアすることを重視しましょう。クリア後のハイタッチも必須です!!」

円形画面の中心から外側に飛んでくるリングを、リズムに合わせてタッチする新感覚の音ゲー。最新J‐POPからアニソンまで幅広い楽曲が準備されているので、入門編としてピッタリ

だが逆に、ある程度、仲良くなってからは勝負を持ちかけるべきだという。

石橋「ただの勝負でなく、『俺が勝ったら駅まで手をつないで帰ろう』などと恋愛系の賭けを提示し、関係を進展させることを狙いましょう。オススメは『マリオ&ソニックAT リオオリンピック(TM) アーケードゲーム』。足元のフットセンサーと左右のレバーを使って『100m走』や『やり投』など計10種目のオリンピック競技に挑戦するゲームです。全身を使うため女子のテンションも上がります

足元のフットセンサーと左右のレバーを使って全身を動かしながら「100m走」「100m自由形」「ハンマー投」「新体操クラブ」など計10種目のオリンピック競技に挑戦!! かなり盛り上がる

飲み会や合コンの2次会の場合は?

石橋「お酒を飲みながらゲームを楽しみたいというシーンでは、タンクトップ女子の接客で知られるダイニングバー『HOOTERS』渋谷店内に設置されたゲームセンター『GAMING BAR SIDE-B』がオススメです。バスケのシュートゲームやエアホッケーなど、懐かしいスポーツ系ゲームが集まっており、酔いながらプレイするととても盛り上がりますよ。

結婚を考えている相手ともゲーセンに行くべき!

特にオススメなのが『POWER PONG』。長方形のゲーム台の上で、相手の陣地のカップを目がけてピンポン球を投げ合うだけのゲームですが、ゲーム台のサイドにお酒を並べるスペースが設置されており、カップに1球入れられるごとにお酒を1杯ずつ飲まなければならないというルール。男女平等に勝負できる上、1ゲームで酔ってしまうこともあるので、急速に盛り上がります!」

アメリカで人気の「ビアポン」(テーブルを挟んで、相手陣地へピンポン球を交互に投げ合い、自分のカップに入れられたら、罰としてお酒を飲む!)の全自動版。お酒も入って、みんなで盛り上がること必至

そしてなんと、結婚を考えている相手ともゲーセンに行くべきだという。

石橋「将来を考えている女子とは、ぜひメダルゲームを! 目的は〝経済感覚〟のアピール。メダルはなくなると際限なく追加購入したくなりますが、そこで『2000円しか使わないと決めていたから』と切り上げることで、女子から〝お金の管理ができる人〟という評価を得られます。

オススメなのは『フォーチュントリニティ2』。ゲームを続けたくなる仕掛けが満載なので、女子は『もっと続けたい』と言うでしょうが、強い意志を見せて諦めさせ、自分の経済感覚をアピールしましょう」