女子のバストは美しい。それは誰もがうなずくはず。大きさに関わらず、そのものが芸術品として成り立つような曲線美を描き、人体の神秘さが表れている。
そんなバストに絵を描いたらどうなるのか......。昨年１１月、そんな試みを自ら実践したのが、清純なロリ顔、やわらかな"全身おっぱい"をウリにするグラビアアイドル・椎名香奈江（しいな・かなえ）だ。
そこで、週プレＮＥＷＳでは、おっぱいをキャンパスにして描く、この"パイアート"を今年１月から１２月まで待ち受け用カレンダーとして掲載、配信することに！
それぞれの月のイベントやイメージをもとに絵を描いてきたが、今回はまさかの描かないアートに挑戦！ 一体、どういうこと？
――９月のテーマは「十五夜」ですが、なぜこれを？
椎名 正直、これしかなかったので（笑）。この企画をやっていて意外と何もない月もあるんだなって改めて発見しました。あと今回もそうだったんですけど、テーマによってはやりにくいものもありますし。
――やりにくいというのは？
椎名 「十五夜」だと月とウサギとすすきとお団子しかなくて、かなりシンプルじゃないですか。それにだいたいの構図も決まっちゃいますし。絵にしてもあっさりしすぎて、微妙だなと。
イラストの代わりに影を投影したもうひとつのパターン――今回は２パターンとなりましたが、ひとつは何も描いていないという......。
椎名 今言ったようにただ描いてもつまらないので、何かできないかなって思って、ひとつは影絵にしてみました。これならシンプルでも情緒があるかなって。お月見も哀愁漂う感じじゃないですか。
――夏も終わって秋に入りますからね。
椎名 あともうひとつ意味があって、お月見って月明かりを楽しむものじゃないですか。それをなんとなく表現できたらなと思ったんです。最初は思いつきだったんですけど（笑）。
――あとづけじゃないですか（笑）。
椎名 影絵なんて幼稚園ぶりですからね。自分でウサギとか切っていたんですけど、「そういえば幼稚園のとき、キツネ作って影絵芝居みたいなことしたなぁ」って懐かしかったです。
背景は何度も作り直したため、裏側は切り貼りだらけ――でも、イラストがシンプルな分、いつもより楽だったのでは？
椎名 それが全然違うんですよ！ サイズ感とか全然わからないから何度も切り直したりして、意外と苦労したんですよ。バックに黒い紙を使っているんですけど、継ぎはぎだらけでひどいんですよ。
――イラストじゃない部分が大変だったんですね。
椎名 まぁでも一番大変だったのはカメラマンさんですけどね。イラストよりも影を映すためのライティングが大事だから。毎回苦労させちゃっているんですけど、今回は「こんな撮影したことない」ってぼやいてました（笑）。
イラスト自体はシンプルなため余裕で創作中――工夫するたびに大変な思いしていますよね。
椎名 そうですね、ほぼ手探りでやってるので。でも、今度、パイアートが写真集になるんですよ！ クラウドファンディングが成功して、できることになりました！
――写真集の分量だとなおさら大変そうですね。
椎名 まさか、こんな形になると思ってなかったので、大変そうだけどうれしいです！ まだ詳細は決まっていないんですけど、楽しみにしてくれている人もいるので続けていてよかったなと思います。
――まだあと３カ月分、こちらも頑張ってください。今月もありがとうございました！
★パイアートカレンダー【２０１８年９月Ｖｅｒ．】
※椎名のＴｗｉｔｔｅｒ【@siika0322】にてＤＬ可能
■椎名香奈江（しいな・かなえ）
１９９０年３月２２日生まれ 東京都出身 Ｂ８８ Ｗ５８ Ｈ８９
○管理栄養士の資格を持つグラビアアイドル。近年は女優としても活動中。7月14日からはドラマ『極道めし』（BSジャパン 土曜21時～）に出演。椎名香奈江ファンコミュニティーアプリ「ｆａｎｉｃｏｎ」開設。毎月１回、ネイキッドロフトにてニコニコ生放送「フィットグラドル部」公開生放送。今後の活動はブログ【http://ameblo.jp/kamu-c/】、Ｔｗｉｔｔｅｒ【@siika0322】にて