公設秘書の笹原氏いわく、「上西が“馬鹿”や“無能”という言葉を使って批判するのは現職の政治家や元政治家だけです」 公設秘書の笹原氏いわく、「上西が“馬鹿”や“無能”という言葉を使って批判するのは現職の政治家や元政治家だけです」

【橋下徹さんのマネージメントは貴方には無理じゃないですか?】

「浪速のエリカ様」こと上西(うえにし)小百合衆議院議員(33歳)が芸能事務所「タイタン」の太田光代社長を、ツイッターでこう批判したのは9月3日のこと。

上西議員が噛(か)みついたのはこれだけではない。ここ数ヵ月、政治家やタレントに次々とケンカを売っているのだ。

【橋下(徹)さんはもはや無能】(8月1日)

【あの人(三原じゅん子参議院議員)馬鹿ですよ】(7月27日)

【東国原(ひがしこくばる・英夫)さんがまた私の名前を(中略)使い出した】【東国原さんは『うえにし小百合芸人』ですよ。感謝して欲しい】(6月21日)

国会をサボって秘書と“お泊まりデート”した疑惑で、昨年4月、「大阪維新の会」から除名された当時から「態度が悪い」と言われていた上西氏だが、ここまで好戦的ではなかったはず。どうしちゃったの? 全国紙政治部記者はこう解説する。

「現在、上西議員は無所属で次の衆院選で勝つ見込みは限りなくゼロに等しい。なので、あちこちにケンカを売ってでも話題を作ろうと悪あがきをしているんでしょう。この戦略の裏には、今年2月に上西議員の公設秘書になった芸能プロモーターの笹原雄一氏がいるといわれています」

そこで笹原氏を直撃した。

「僕はメディア対策などの助言をしているだけ。“噛みつき”は上西の自発的な行動です。彼女は『SNSでの発言はマスコミに扱ってもらうキッカケ』と言っていました。でも、このままでは有権者のイメージが悪くなるだけなのは上西もわかっている。だから彼女がツイッターで批判した人たちの問題点は、今後、国会やメディアでさらに追及していきます。

だから、御誌にはこう書いてほしいですね。『国会で何ができるのか、上西議員のお手並み拝見』って」

暴走は続きそうだ。