まさに赤ちゃんパンダも真っ青な集客力──。
9月27日、小池百合子東京都知事(65歳)が自ら立ち上げた新党「希望の党」の結党記者会見が都内のホテルで開かれた。
集まった報道陣は約300人。小池氏は新党に参加する国会議員14人と壇上に並び、「しがらみのない政治、そして、大胆な改革を築いていく新しい政治、まさに、日本をリセットするために『希望の党』を立ち上げます!」と声高らかに結党を宣言した。
9月27日現在、同党には、若狭勝、細野豪志、長島昭久、松原仁、松沢成文、中山恭子ら、自民、民進などを離党、または無所属の衆参合わせて15人の国会議員が参加。
今後、民進党も合流する方向で調整中と報じられるなど、勢力膨張は今後も続きそうだ。
ただ、この日の会見では中山恭子議員が「今日、初めて会う先生方もいらっしゃるんですが」と内情を明かし、壇上の議員たちが苦笑する一幕もあった。
党首の小池都知事について、政界関係者からはこんな声も。
「客寄せパンダに見えるけど、実は緑のたぬきかもしれない。選挙後に『化かされた』と後悔しなきゃいいけど」
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(取材・文/畠山理仁)