![「排除の論理」を振りかざした希望の党・小池代表の“上から目線”とは対照的に、実直さが好印象。右手で民意の「風」をつかむ?](/news/politics/2017/images/2017/10/fa9ad411b47e9a4b27d1bf1befe94b88_85a26e6f54a2993ff80734da999e02e2.jpg)
今回の衆院選、ひょっとしたら「民意」という名の風を一番受けているのは、この人かもしれない。立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表だ。
当初は、小池都知事率いる希望の党に追い風が吹くと思われていたが、いざフタを開けると風は立憲民主党へ。わずか1週間で78人もの候補を擁立し、ここにきて台風の目となりそうな情勢だという。
街頭演説でも、この人の現れるところ、どこも黒山の人だかり。あちこちから「枝野コール」が湧き起こり、最後は握手攻めというのが、お決まりのパターンだ。
枝野代表はつい先日、民進党代表選に敗れたばかり。それがこの1ヵ月で、これほどの旋風を巻き起こす人気者になるとは、誰が想像しただろうか?
民進党の混迷になぞらえ「ひとりカラオケに行きたいよ。(欅坂46の)『不協和音』を歌うんだ」と周囲に漏らしたことが話題になった枝野代表だが、その欅坂46が近々、ニューシングルをリリースする。タイトルはずばり、『風に吹かれても』。
総選挙で風を受けて、勝利宣言代わりにこの歌を口ずさむ日も近い?
(撮影/AFLO)