トランプ大統領は北朝鮮経済支援を日中韓に押しつけると発言

やはりサイフ役を押しつけられるのは日本なのか? 

トランプ大統領は先月24日にも「万が一、北朝鮮との間で不測の事態が起きたら、その経費を韓国と日本が喜んで引き受ける。すでに話してある」と発言していた。

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「資金はアメリカでなく、日中韓が準備する」

米朝首脳会談を目前に控え、トランプ大統領のこんな発言が波紋を呼んでいる。「非核化」後の北朝鮮経済支援について、日中韓にサイフ役を押しつけるというのだ。

果たしてその請求額とは?

「1990年に金丸信副総理が訪朝し、金日成(キム・イルソン)主席に約束したといわれる経済支援額が80億ドル(当時のレートで約1兆2千億円)。それをベースに考えると、最低でも1兆から2兆円は下らないでしょう」(自民党関係者)

しかも、それだけお金を出しても対北交渉における日本の「蚊帳の外」状態は解消されそうにもない。今、海外特派員の間ではこんなジョークが飛び交っているのだとか。

「米朝交渉という車の運転席に座るのは文在寅(ムン・ジェイン)大統領。後部シートはトランプ、金正恩(キム・ジョウン)委員長、そして習近平主席の3人でいっぱい。残る助手席にはプーチン大統領の予約カードが。仕方なく、安倍首相が乗り込んだのはトランクの中だった」

安倍外交、へたすぎる(泣)。

◆6.12運命の米朝会談!『週刊プレイボーイ』26号(6月11日発売)では、トランプと金正恩が日本に突きつける恐怖の請求書「総額10兆円」の中身についても掲載、そちらもお読みください!