販売開始から2年にして、最高賞金8億円が次々出現!
そんなロト7の過去の1等当せん数字を徹底的に分析した結果、驚くべき法則が見えてきた。5月にやってくるビッグウエーブを逃すな!
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01から37までの数字の中から7つを選んで的中させるロト7。キャリーオーバー時の1等最高金額は8億円だが、その確率はなんと1029万5472分の1…。
普通に考えれば、一生買い続けたって当たるとは思えない途方もない確率である。
だが! 過去に発売されたロト7のすべての当せん数字(第1回から第104回)を分析すると、ある“ふたつの法則”が見えてくるという!
専門誌『ロト・ナンバーズ「超」的中法』編集長にして、情報サイト『All About』の宝くじ・ロトガイドを務める石川修さん、8億円ゲットへの近道、教えてください!
「まず、当せん数字を出現回数ごとにカウントすると、特定の数字に偏る傾向があることがわかります。最も出現しているのは28で30回。出現回数の一番少ない数字である37の14回と比較すると2倍以上の頻度となっています」
出現回数の多い数字を順に選べば、8億円当せんの確率が上がるというわけですね!
「もちろん、その選び方で当せん確率は上げられるでしょう。ただ、同じことを考えている人は多く、1等に当せんしても当せん口数が増えるため8億円には届かないと思います。
また、出現回数が少ない37や22でも、直近の第103回や第104回で出るなど一概に出現回数の多い数字だけを狙っていくのがいいとは言えないんです」(石川氏)
では、気になる“ふたつの法則”とは、一体?
理論値を超える驚愕の法則
「01、02のように並んだ数字が出る“連続数字の法則”と、01と11のようにひとケタ目が同じ数字が出る“下ひとケタの法則”です。
特に、5月はこのふたつの法則が強く発動しています。例えば、8億円が出た第58回の当せん数字(2014年5月16日抽選)は、01、06、07、08、23、32、33。
ご覧のとおり、06、07、08が3連続で、23と33が下ひとケタぞろいです」(石川氏)
でも、37個の数字から連続の数字が頻繁に出るなんてことがあり得るんですか?
「計算上、37の数字の中からふたつ以上連続した数字が出る確率(理論値)は74.5%もある。実際、過去の当せん数字の統計でも、ほぼ理論値どおりの74%という結果になっています。
さらに、下ひとケタが同じ数字が出る確率は理論値で89.3%なのですが、過去の統計を見ると91.3%と理論値を上回ります」(石川氏)
そして、そのふたつの法則を過去の5月に出た当せん数字に照らし合わせると…。
「実に10回中9回がふたつの法則に当てはまっていますね。また、第58回の06、07、08のような3連続の数字が10回中4回も出現。
普通なら3連続の数字は避けてしまいがちですから、当たった場合の当せん口数がおのずと少なくなるので高額狙いならオススメです」(石川氏)
では、具体的にどの数字を選べばいいのでしょうか?
8億円が同時に2口出た奇跡の売り場
「そこで、最初にお教えした数字別出現回数の出番です。
出現回数1位の28を軸に、“下ひとケタの法則”と“連続数字の法則”を用い、08、09、10などの3連続の数字を決めれば、選ぶのは残り3つのみ。
思い切って出現回数の低いものを組み合わせて高額当せん金を狙ったり、出現回数の多い数字を組み合わせて手堅く狙うなど、好みで組み合わせましょう」(石川氏)
なるほど。他に何か気をつけることはありますか?
「もし、誕生日などの記念日を数字に入れ込むなら、他にひとつは32以上の数字もフォローすべき。また、申込カードの数字をマークする作業の際、無意識のうちに斜めに規則性をもってマークしてしまうことが結構ある。
いずれも1等に当せんした際の金額が少ないという統計があるので、8億円狙いなら気をつけたいですね」(石川氏)
それでも、どの数字がいいか決められない人には?
「そういう方にはクイックピックです。クイックピックは自分が選びそうにない数字をコンピューターが無作為に選んでくれますからね。
私も4口は自分で数字を予測して、1口はクイックピックで選んだりしていますよ」(石川氏)
自分で数字を選ぶなら、どの売り場も変わらないけど、クイックピックなら宝くじと同じく“よく当たる売り場”なんてのもありそう。
「クイックピックではないでしょうが、最初に8億円が出たのは香川県観音寺(かんおんじ)市の『観音寺チャンスセンター』でその時、同時に2口出ています。
1029万5472分の1の確率を別々の人が買ったとは考えにくいので、おそらくひとりの方が2口当てたのでしょうね」(石川氏)
ってことは、計16億円! しかも無税で!!(笑)
「数字に確信を持って2口買っていたのでは。オカルトじみていますが、こういった数字を選ぶくじは『この数字が当たる!』と確信して購入した人が当たるといわれていますからね」(石川氏)
最後は信念がモノをいう!?
(取材・文/昌谷大介、牛嶋健【A4studio】)