ついに豚レバ刺しが禁止されたが、消えゆく“豚レバ刺し”を惜しむ声はやまない ついに豚レバ刺しが禁止されたが、消えゆく“豚レバ刺し”を惜しむ声はやまない

牛レバ刺しに続き、とうとう豚レバ刺しも12日で禁止となったーー。

E型肝炎患者の増加が理由だけに仕方のないことではあるが…。それでも消えゆく“豚レバ刺し”を惜しむ声はやまない。

まずは、この方からお悔やみの言葉が。プロレスラーで、現在は自身の居酒屋「BIG Daddy かぶき うぃず ふぁみりぃ」(東京・飯田橋)を経営するザ・グレート・カブキ氏。

「好きだったね、豚レバ刺し。今でも食うけど、若い頃は毎日のように食ってた。もつ焼き屋でメニューにあると必ず頼んでしまうんだよ。プロレス界では“生肉を食うと動物の狩猟本能が目覚めて強くなれる”なんて話もあって、食べないやつはいなかったなぁ。

ただ…飲食店を経営する身からすると、今は保健所もうるさいし、何かあってからでは遅いからね。でも、ひとつの食文化が終わるのは寂しいよな」

次に、レバ刺しが好きゆえに経済アナリストの森永卓郎氏からはこんな提案も。

「2012年に牛のレバ刺しが禁止された時から、次は豚レバ刺しが禁止になって同じ騒動になるなと予想していたんですよ! 今後は、鶏もまた…と同じことを繰り返すだけ。だから早いうちに禁止ではなく規制という形で緩和すべき。レバ刺しの提供を免許制にするとか。

だって、レバ刺しが完全に食べられなくなるなんて悲しいし、考えられないじゃないですか!」

みんなリスクは承知で食べている

では、世の“豚レバ刺し”愛好家たちは今、何を思っている? 吉祥寺の老舗もつ焼き屋にいたお客さんを直撃!

「正直、みんな少々のリスクをわかって食べてるんだよ。だって豚肉に火を通さないと危ないなんて子供の頃から知ってるから! それでも、もつ焼き屋では串が焼けるまでの間、刺しを頼んで先にそれで一杯やるのが流儀。レバ刺しのない、もつ焼き屋なんて、なんだ…生ビールのない居酒屋みたいなもんじゃねえの!」(50代・会社員)

「牛レバ刺しの禁止で、豚レバ刺しを代わりに出す店が増えて、肝炎患者も増えたってニュースがあるけどホントかね? もともと“牛レバ刺しは焼き肉屋の文化”、“豚レバ刺しはもつ焼き屋の文化”として長~い間、違う土俵でやってるからね。

こっちは20年以上、豚レバ刺し食ってるよ。もしこのニュースが本当なら“豚もつ”の扱いのわからない変な店が最近増えちゃったんだろうなぁ」(40代・会社員)

豚レバ刺しの文化は意外に奥深く、長い歴史がある! それだけに多くの人が情感のこもったコメントを語ってくれた。それだけに、改めてなくなるのは残念だ…。復活の日はあるのか!?

(撮影/しらいしまさよし)