これまで3度、UFOに遭遇したと告白するプロレスラーのザ・グレート・サスケは“ポスト矢追純一”の呼び声高いUFO研究家でもある。
サスケ氏によると、地球上にはすでに多くの異星人がいるという。彼らの目的とは!? (前編記事→「18歳の時、UFOを見て人生観が変わりました」)
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―そもそもUFOは何をしに地球に来ているんですか?
サスケ 私が最初に見たUFOは明らかにエイリアンクラフト、すなわち「地球人ではない、意思を持った者=“異星人”が乗っているもの」だと考えられます。ただし“異星人”といっても1種族ではなくて、たくさんの種族がいるんです。
01年にアメリカで会見が行なわれた「ディスクロージャー・プロジェクト」で、UFOに関して元NASA職員、元米軍関係者らが証言しているのですが、そのレポートはなんと「米政府は54種族の異星人を確認済み」という衝撃的なものだったんです。
―マジですか!? いるか、いないかではなく、54種は確実にいると。でも彼らは何しに地球へ?
サスケ 異星人から見れば、地球の科学技術レベルは子供のようなものですから、おそらく彼らが地球に来るのは観光旅行のようなものだと思います。我々に目撃させているのも、地球人をからかって手を振っているようなものでしょう。異星人の95%はそんな感じだと思います。
―とすると、残り5%は?
サスケ ここからの話は少し前まで超極秘扱いだったんですが、アメリカ・ニューメキシコ州のダルシーという所にある米軍の秘密基地には3千名の異星人がいるといわれてます。彼らは米軍の許可を得て地下室で普通に暮らしているというから駐在員みたいなものでしょうか。
―ちゅ、駐在員ですか!
サスケ はい。しかも彼らは地球の食物、特に牛肉を好んで食べているらしいです。
―それは生ですか? それとも焼いた肉ですか?
サスケ 焼くのか生かはわかりませんけども、ストロベリーアイスクリームも好きだという説もあります。最初に来た宇宙人に試しに出したところ、かなりその味が気に入ったらしいですね。
米軍は邪悪な異星人と取引している
―彼らはなぜ駐在を?
サスケ 私が勉強する限りは「遺伝子操作の研究」のためだと思います。彼らは生命体として進化・発達しすぎて、将来的に絶滅する恐れが出てきた。そこで人間のDNAを取り入れて、自分たちが生き残れるよう遺伝子のハイブリッド(配合)を計画しているようなんです。そうした研究、培養をさせる見返りに米軍は軍事技術を供与されているはずです。ステルス戦闘機はそのわかりやすい例です。
―異星人と米軍は取引していると。
サスケ はい。私個人としてはダルシーに駐在する異星人は「邪悪な一族」と思ってます。人間の遺伝子を奪い、見返りに戦争を奨励するような軍事技術の供与をしているわけですから。その意味で米軍とアメリカは、この種族にすでに「乗っ取られている」と言ってもいいと思いますね。
―異星人が地球を侵略する心配はないんですか?
サスケ 侵略するつもりだったら、とうの昔にやられてますよ。だって文明のレベルがかけ離れているんですから。あえて攻撃せず、「遺伝子の採集と軍事テクノロジーの供与」という取引で済ませているのは、地球という星を生かしておいて利用しようとしているんだと思います。言い換えれば、「地球は異星人によって大事に生かされている」ということですね。
―もはや安保法案どころの騒ぎじゃないですね。
サスケ 歴史上、核実験や戦争など世界規模で危機を迎えている時期には、UFOが現れる頻度が増えるんですよ。これは「地球人を心配した異星人が観察に来ている」といわれています。
例えば、9・11同時多発テロの時、2機目が貿易センタービルに突入する際、まるでそれを止めに入るかのような動きでUFOが現れているんですよ。これ、映像でハッキリわかるので確認してみてください。
―近頃は“ポスト矢追純一”ともっぱらの評判ですが、これについては?
サスケ いやー、私も電車の中づり広告でその文字を見てビックリしたんです(笑)。とんでもないというか、恐れ多いですよ。
―今後、UFOの存在を世に広めていくお気持ちは?
サスケ 全くありませんし、注目されたいとも思ってません。信じたい人だけが信じればいいものですから。ただ、私はUFOを信じ、敬意=リスペクトもしてます。我々、民間レベルでUFO研究している人間は個々にレポートを作ったり、研究者同士で報告し合ったりしていけば、それでいいと思います。
―矢追さんも「彼が後継なら私も嬉しい」みたいなコメントをされてましたが(笑)。
サスケ 矢追さんは私の師匠なんですが、社交辞令とはいえ、怒っていなくてよかったです(笑)。
■ザ・グレート・サスケ 1969年生まれ、岩手県盛岡市出身。46歳。90年プロレスデビュー。93年、みちのくプロレスを旗揚げし、03年には岩手県議会議員選挙でトップ当選。世界初の覆面議員となる。現在も“東北の英雄”として、みちプロを牽引しながら、UFO研究家としても活動している
(インタビュー・構成/浜田山浩一 撮影/井上太郎)