暮れの風物詩「年末ジャンボ宝くじ」の季節がやって来たーー。
今年は1等+前後賞が、なんと史上最高額の10億円! …とはいえ、ヤミクモに買ったところで高額当せんは望めない。
というワケで、東西の超人気宝くじ売り場に突撃取材! お店でのゲン担ぎ&高額当せんの秘訣を聞いてきたぞ!
■幸運を呼び寄せるものってなんだ!?
東の雄「西銀座CC[チャンスセンター]」は、1989年から通算で470人の億万長者(総額717億円)を輩出している日本一有名な宝くじ売り場だ。
ここには「1番窓口」の伝説がある。1992年頃のジャンボで、1番窓口で買ったお客さんが見事、1等をゲット! それが大きく報道され、現在も1番窓口だけ長い行列ができる。…が、最近は少しトレンドが変わってきているという。後藤義久店長が言う。
「1番窓口は列から見ると手前になるのですが、最近は奥のほうの窓口で買う方が増えてきました。奥が億につながっているのか、この奥のほうで買われた方にも高額当せんがかなり出ているんです」
奥の窓口が億の細道へ!
「もうひとつ。ジャンボの発売前には、港区にある芝大神宮に当せん祈願へ行くのですが、その境内にナルちゃんという守り猫がいるんですね。3年前、私が初めて会った時にナルちゃんの頭を撫(な)でたら、ジャンボの高額当せんが増えたんです。以来、祈願に行く時は必ず見つけ出して頭を撫でています」
ズバリ、高額当せんの秘訣は?
続いては、西の雄「大阪駅前第4ビル特設売り場」。こちらは1999年以降、246人の億万長者(総額508・5億円)を出している。
元々、高額当せんは多かったが、さらに多くなったきっかけを川畑徹(とおる)店長が説明する。
「当初は、曽根崎にある露天(つゆのてん)神社の氏神様に来ていただいて当せん祈願をしていたんです。それをこちらから伺って祈願をしていただくようにしたのが2010年頃。そのあたりから、より多くの高額当せんが出るようになったと実感しています」
なるほど。そういった細かいところも福の神は見てるんだなあ。
というわけで、ズバリ、両売り場に聞いた高額当せんの秘訣は?
「宝くじは縁起物ですから、お客さまも笑顔で来られるほうが当たられているような気がしています。私どもも最高の“西銀座スマイル”でお待ち申しております」(西銀座CC・後藤店長)
「高額当せんをされた方は、普段からにこやかな方が多いと聞いています。売り場も『当たりますように』と飛び切りの笑顔で対応を心がけております」(大阪・川畑店長)
笑顔が“幸運”を呼び寄せる。宝くじを買う時は、是非とも心がけよう!
また、発売中の『週刊プレイボーイ』51号では、さらに「年末ジャンボに強いオススメ売り場100」を厳選し、御紹介しているのでお読みいただきたい。
(取材・文/浜野きよぞう)