「神保町☆女子大生Cafe」第7回。現役女子大生(JD)たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!
先月23日に女性への強姦致傷罪で逮捕された俳優の高畑裕太容疑者。この衝撃の事件に、各メディアは作品への出演見送りやドラマの撮り直しという対応に追われ、波紋が広がっています。
母であり女優の高畑淳子さんも会見を行なうなど、いまだ動きが注視されているこの事件。
そこで、今回のテーマは「著名人の親は子供の責任をどこまで取るべき?」。
責任の所在や会見の感想に加えて、もし自分が母親の立場だったら…という想像までしてもらいました。それではJDたちの生の声をピックアップしてご紹介します!
「被害女性への謝罪ではなく報道関係者への謝罪だった、との意見もあるが、母親がすべきこと、できることは報道関係者への謝罪であると思うのでいい会見だった。自分が母親の立場だったらやはり責任を感じ、同じような行動をしたと思う」(彩夏ちゃん・明治大学2年・20歳)
「親子共々テレビに出ていたということもあり、普段以上に注目された事件だと思う。母親の高畑淳子さんが罪を犯したのかと思ってしまうくらい謝る場面が多く、会見を見るのが辛かったです」(由貴ちゃん・白百合女子大学1年・19歳)
「紫綬褒章も受賞している尊敬すべき親で、しかもシングルマザーで愛情を持って育ててくれたのに、こんな親不孝はありません。母親の責任どうこうではなく、裕太さんには女性と迷惑をかけた関係者や親のためにもきちんと罪を償ってほしい」(鏡花ちゃん・駒澤大学3年・21歳)
「子供が成人していれば、責任を取る必要はないと思う。むしろ突き放すべき! でも子供の言動は育てた親の影響がゼロではないから、一度仕事を控えて息子と向き合うのがいいのでは」(由林ちゃん・明治学院大学1年・19歳)
「いくら成人していても、子供が犯した罪は親がある程度は謝罪する必要があると思います。高畑淳子さんの対応は細かくしっかりしていて良かったです」(真子ちゃん・大妻女子大学1年・19歳)
親の強さを感じつつも、やはり自己責任?
「記者のひどい質問にできる限り誠実に答えていて立派だと思いました。高畑淳子さんはもう61歳。自分がその年でそんな風に息子の責任を取ることになったら、同じようなことはできないと思います」(亜利沙ちゃん・早稲田大学1年・19歳)
「何を答えてもメディアから叩かれるような状況の中で、母としての高畑淳子さんの会見での対応は最善の対応だったと思います。大変な立場であると思うが、成人してる以上、親がそこまで責任とる必要はないと思う」(恵代ちゃん・中央大学1年・20歳)
「成人している息子の責任を母親が取る必要はないと思う。20歳超えているのに親が『舞台に出ることが贖罪』だなんて、過保護に感じる。だったら、せめてノーギャラで出演を受けるべきです。親で解決する問題じゃないのに、親が甘いから著名人の息子としての自覚が足りないんじゃないかと感じました。
もしこういう息子がいたら、親としてまず謝罪はするけど、自分で起こした問題なので自力で解決しろと、後の処理は本人にやらせます」(瞳ちゃん・大妻女子大学3年・22歳)
「母親として子供を守りたいという意志がとてもよく伝わってきました。けど、メディアへのお詫びが多く、被害者女性への心からの謝罪が感じられなかった。ただ、もし自分が母親だったら会見をするのにもすごく勇気がいることだからすごいと思う」(奈々ちゃん・明治大学1年・19歳)
今回、話を聞いた50人中、「著名人とはいえ成人をしていたら自分で責任を負うべき」が39人(78%)、11人(22%)が「親も責任を負うべき」と回答。
高畑淳子さんの会見は見ていられなかったという意見も多く、誰もが胸がつまる思いをしたのではないでしょうか。子供への愛情がこんな形で返ってくるのは痛ましすぎる…JDたちも切実に考えさせられたようです!
(取材協力/株式会社KIRINZ)