平成生まれだが、暗い時代だったと振り返る伶奈ちゃん

神保町☆女子大生Cafe」第26回。現役女子大生(JD)たちが、旬で話題の流行りネタについて言いたい放題のから騒ぎしちゃいます!

天皇陛下が在位30年を節目として退位を希望されていることを受け、平成31年(2019年)1月1日から新元号に改める方向で政府が検討に入っているとのこと。メディアでも新元号を巡る特集が組まれ、世間で大きな話題になっています。

そこで今回のテーマは、「2年後に変わる新元号の予想は?」ーー。「こんな字になってほしい!」という期待を込めて、JDたちに元号の候補を大胆予想してもらいました。それでは早速、ピックアップしてご紹介!(実際の選定では、アルファベットで示した場合、明治以降と同じ頭文字にならない、過去の元号などに同じものがないか…等、様々な制約がありますが、それを考慮せず意見を集めてみました)

【安淑】「平成の時代は、やるせない事件がたくさん起こったり、地震・洪水などの天災がとても多かった気します。そのため、次の時代は残念な事件が少なくなり、大きな天災が減って“安らかで美しい世の中になってほしい”という期待を込めました」(伶奈ちゃん・成蹊大学1年・19歳)

【中央】「なんとなくリズムもいいし、“世界の中央に立とう!”と日本が世界を引っ張っている感じがします。どんな元号になっても時間が経てば馴染んでくるだろうし、『平成』っていい元号だなって今、改めて感じています。あと、元号は大学の名前のイメージがあるので、そういう意味でも『中央』がいいです」(沙也加ちゃん・大妻女子大学2年・20歳)

【和光】「平和の“和”と“光”で『和光』。明るい未来が見えそうだし、“平和の光”ってすごくポジティブでいいなと思いました。昭和生まれって聞くと、世代が違うし昔の人みたいな印象を受けるので、ついに自分たちもその立場に立ってしまうのかと思うと悲しい。まだ平成が続いてほしいんですけど…」(由貴ちゃん・大妻女子大学2年・20歳)

【共立】「みんなで立ち上がって頑張っていこうという思いを込めて、“共に立つ”で『共立』。今のご時世は孤独化しているというか、昔と比べて身近な人との関わりが少なくなっています。でも、改めてこうやって考えてみると、元号が変わるってすごいことですよね」(飛鳥ちゃん・中央大学1年・19歳)

【輝光】「具体的なものは浮かばないけど、『輝』や『光』が入ると嬉しいです。このままの流れでいくと、年号が変わった後にオリンピックがあるので、メダル獲得への期待とか、日本のさらなる発展とか、いろんな意味で輝くことが多くなるといいなと思いました。最近は暗いニュースとか不安になることが多いので、もっと明るく前向きな世の中になってほしい」(千尋ちゃん・明治学院大学2年・20歳)

JDたちに最も人気な文字は?

【吉祥】「良いことが日本中に巡ればいいなと思い、考えました。画数も少なく、読みやすいです。悲しい事件が多いこの時代、元号くらいは明るく、良い意味のものがきてくれるといいなと思います」(美麗ちゃん・法政大学1年・19歳)

【新光】「『新』が入ってほしいです。SNSの流行やITの発達で、これまでとは比較にならないくらい新しい時代になっているから。だけど、頭文字がSになって『昭和』とかぶるので可能性は限りなく低そう(笑)。どんな元号になっても、世界に恥じないものならOKです」(花音ちゃん・大妻女子大学1年・19歳)

【飛永】「“永遠に飛ぶ”とも読めるので、これから日本がもっと飛躍していけるよう願いを込めました。あと少しで平成が終わってしまうのは悲しいですが、愛着が生まれるような元号になればいいです。特に『永』はぜひ新元号に入れてもらいたい!」(樹里ちゃん・大正大学1年・19歳)

【功大】「“大きな成功ができる”という願いを込めて。ローマ字にすると頭文字はKで、明治、大正、昭和、平成ともかぶりません。新元号の時期には東京オリンピックもあって、多くの人に大きな成功を収めてほしいと思います! 平成時代は東日本大震災など悲しく厳しいニュースが多かったので、新時代にはいいニュースを期待します」(香恋ちゃん・実践女子大学2年・20歳)

JDたちに最も人気なのは『光』という漢字。その他も、今の雰囲気として暗い時代を吹き飛ばすような、明るい未来を先見させる候補ばかりでした。

自身が生まれた平成時代を振り返りつつ、新たな元号に今後の期待を込めるJDたちです。イメージが強い大学や企業にもあるようなネーミングも並び、実現性は少なそうですが(笑)、願わくば彼女たちが選んだ文字も参考にしてもらえたら!

(取材協力/株式会社KIRINZ)